アクションのジョン、ヒューマンドラマのヘンリー、初共演にして、最初で最後のガップリ四つに組んだ作品。
四角四面で愚直な“全滅部隊”指揮官、カスター将軍を思わせる中佐を、ヘンリーが演じ、珍しく悪役風…
結構胸糞な作品でした。
とにかく鬱陶しい上官が主人公的な存在で、共感も1ミリもできず、ただただクソやなって感じで、それが最後まで続くのでストレスでした。
まあ西部劇や戦争映画系では異色な部分もありま…
馬と人の映画でした(最高に褒めています)。騎乗練習のときの統制されていない馬の群れ、統制された馬の列、人が落ちてなお疾走する馬の群れ、アパッチ族の馬の群れの速度。人はただ馬の運動に付き従い、生きて死…
>>続きを読む物語を結末から逆算してみればヘンリー・フォンダ演じる新任司令官サースデイ将軍とジョン・ウェイン演じる古参兵ヨーク大尉の対立を中心的に描いたほうが娯楽作品としてわかりやすいはずだが、全体的にサースデイ…
>>続きを読む【ジョン・フォード監督作品】
「駅馬車」(1939年)、「わが谷は緑なりき」(1941年)などなど数多くの映画を製作、アカデミー賞は様々な部門で30回以上も受賞したアメリカ映画界を代表する監督さん。…
シャーリーテンプルが鏡の反射を使って後方のジョンエイガーを覗き見るカットやアパッチ族との交戦にて砂塵を抜けて現れる技巧的なショットなど西部劇に於いて視野の広がりを感じる手練。『荒野の決闘』のヘンリー…
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