浅草の灯 踊子物語の作品情報・感想・評価

「浅草の灯 踊子物語」に投稿された感想・評価

おぼこの吉永小百合をレイプした挙句に「結婚をして責任を取らせてくれ!」とのたまう浜田光夫。
それだけでも許せないのに「ぐへへ、オレたちはもう夫婦同然の関係なんすよ」と密かに吉永小百合を想っていた二谷英明に向かって下品な口調で言い放つ。

もちろん二谷英明に即ボコボコにされる浜田光夫。あー、スッキリ。

売れない詩人に野呂圭介とか意外なキャストは面白いけど、ヘンなメイクに加え、ヘンなコスチュームを取っ替え引っ替えで失笑必至な芦田伸介はミスキャスト。

あと登場人物が多くて話がフォーカスされないというか散漫というか。テンポもモタついていた。

でも、一緒に観た人によると、島津保次郎のオリジナル版と合わせて観れば結構イーラ・C。
戦前に映画化された浜本浩原作、島津保次郎監督の松竹映画、
「浅草の灯」のリメイク。

戦後のGHQの検閲により、大幅にカットされたという、
島津版の喧嘩やリンチの暴力シーンも
さすが、アクション映画を得意としていた日活の手によって、
見事に復活しています。
浅草オペラ全盛の街の雰囲気や、「カルメン」等の舞台の様子など、
しっかり再現されています。
ただ役者がいつも日活アクション映画で見慣れているせいか、
どうしても戦前の島津版に比べて軽く見えてしまいました。