浅草の灯の作品情報・感想・評価

『浅草の灯』に投稿された感想・評価

松竹時代の島津ではこれは別格に好き。人物の顔で繋いで大胆に空間が飛躍していくようなこのモンタージュを見たら、カサヴェテスも霞んで見える。なにより当時の浅草の描写そのものが非常に洗練されたモダンな雰囲…

>>続きを読む

浅草のオペレッタ小屋。カネ詰まりで、館主はコーラスガールを成金に押し付けて、カネを廻してもら甥とする。しかし座員に阻まれて失敗。一座解散まで画策するが…。戦前の浅草。レビューなど、華やかな頃の街並み…

>>続きを読む

1937年、この年日華事変が起こった。時代空気が一変。そんな年に、松竹オールスターによる島津保次郎監督の革命的娯楽映画の決定版が誕生した。しかし、無残にも、戦後GHQが本篇をズタズタに切り裂いた。主…

>>続きを読む
三四郎

三四郎の感想・評価

4.3

この映画は、浅草オペラありし頃の粋な古き良き大正時代のノスタルジー漂う傑作なり。今じゃもう忘れられてしまったかもしれぬ、いや、公開当時も既に失われていたかもしれぬ日本男児の粋な仁義ドラマを描いている…

>>続きを読む
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1937年製作で、浜本浩の同名小説を実写映画化らしい⁉️

2023年2,053本目
カン

カンの感想・評価

-

1937年公開、設定は第一次世界大戦後で関東大震災直前とのこと。
上原謙の顔が美しい。彫り深い。
イマイチ誰にも感情移入できなかったけど、当時の雰囲気など見れて楽しかった。
成金め…気持ち悪い…
G…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

十二階(凌雲閣)が健在だった頃の浅草を舞台に浅草オペラ全盛期の舞台裏が描かれる。好きな女を頼りないペラゴロに預けて悶々とする上原謙。善行を悟られずに去って行く任侠スタイルに日本人は涙したのでしょうが…

>>続きを読む
zokoma

zokomaの感想・評価

-
戦前の浅草オペレッタの空気を現在まで伝える数少ない映画。この作品が映画デビューの杉村春子が歌と踊りを披露したり、信じられないほど若い笠智衆が出てきたりするのも愉しい
DAG

DAGの感想・評価

4.0
浅草の灯
島津保次郎監督
上原謙の男前が見もの
高峰三枝子が、綺麗すな
坪内美子もいいな。
杉村春子が若い。
各俳優が生き生きしていて面白い。
完全なフィルムが残っておらず、40分ほど短縮版。
rico

ricoの感想・評価

3.7
VHSの画質、音質はかなり悪かった。
浅草オペラを舞台に浅草の街を描く浜本浩の小説の映画化。
オペレッタシーンでは歌い踊る杉村春子を見ることができます。

あなたにおすすめの記事