松竹時代の島津ではこれは別格に好き。人物の顔で繋いで大胆に空間が飛躍していくようなこのモンタージュを見たら、カサヴェテスも霞んで見える。なにより当時の浅草の描写そのものが非常に洗練されたモダンな雰囲…
>>続きを読む浅草のオペレッタ小屋。カネ詰まりで、館主はコーラスガールを成金に押し付けて、カネを廻してもら甥とする。しかし座員に阻まれて失敗。一座解散まで画策するが…。戦前の浅草。レビューなど、華やかな頃の街並み…
>>続きを読む1937年、この年日華事変が起こった。時代空気が一変。そんな年に、松竹オールスターによる島津保次郎監督の革命的娯楽映画の決定版が誕生した。しかし、無残にも、戦後GHQが本篇をズタズタに切り裂いた。主…
>>続きを読むこの映画は、浅草オペラありし頃の粋な古き良き大正時代のノスタルジー漂う傑作なり。今じゃもう忘れられてしまったかもしれぬ、いや、公開当時も既に失われていたかもしれぬ日本男児の粋な仁義ドラマを描いている…
>>続きを読む1937年公開、設定は第一次世界大戦後で関東大震災直前とのこと。
上原謙の顔が美しい。彫り深い。
イマイチ誰にも感情移入できなかったけど、当時の雰囲気など見れて楽しかった。
成金め…気持ち悪い…
G…
十二階(凌雲閣)が健在だった頃の浅草を舞台に浅草オペラ全盛期の舞台裏が描かれる。好きな女を頼りないペラゴロに預けて悶々とする上原謙。善行を悟られずに去って行く任侠スタイルに日本人は涙したのでしょうが…
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