警官を目指す妻子もちの青年がフィリピンの闇に飲み込まれるある一夜の物語。結婚式を挙げ穏やかな昼間から知らないネオンへと誘われる車中を長く撮ることで青年との同化がすごく次第に強くなる嗚咽と涙と手汗と震…
>>続きを読む厳しい現実と向き合いながら、それでも強く生きようとする市井の人に光を当てた作品、傑作‘’ローサは密告された‘’のメードーサ監督が、今度は、脚色されることなきマニラの闇にカメラを向ける。これほど猥雑で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フィリピン第三黄金期の立役者、ブリランテ・メンドーサによるバイオレンスもの。
警察学校に通う青年は、子供も生まれ親族を呼んで結婚式も挙げた。
その平凡で幸せな日常を追った昼のパートから、夜に、正に…
一夜モノ。感情の流れとどうしようも無さがちゃんと刻印されてる。夜のマニラを走る車内の時間の引き伸ばし方。車内と外の対比だけで見てられるんだなと。どっちも不穏。卵を買いに行っての逃げる逃げないのワンカ…
>>続きを読む『ローサは密告された』などのブリランテ・メンドーサ監督によるフィリピン映画。キャストはココ・マルティン、フリオ・ディアス、マリア・イサベル・ロペスなどなど
フィリピンマニラの貧民街で、喧騒に囲まれ…
ささやかな幸せと隣り合わせにあるフィリピン社会の闇。裏表ではなく、すぐそこにあるもの。
中盤のだらだらとした展開は朦朧とした主人公の時間軸に組み込まれているように感じた。
若さゆえ、とも言えるような…
初めて観るフィリピン映画が本作で良かったと思える秀作。実際に国が抱える諸問題を混沌と染み込ませ、他のアジア映画と似て非なる闇と光。偶発的に面白い構図を見つけて撮っているかの様に、ヘッドライトのレンズ…
>>続きを読むオモイ
キツイ
グロイ
マニラのクソ悪徳警官とそれに巻き込まれる主人公の一晩の物語
一切の無駄もなく、ストーリーと直接関係のない何気ないシーンすらも印象的
目を覆いたくなるシーンもあるが最初か…