不良少年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『不良少年』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7

【1961年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『彼女と彼』羽仁進監督の長編劇映画デビュー作。記録映画専門だった岩波映画製作所が初めて製作した劇映画でもある。地主愛子編『飛べない翼』を原作として…

>>続きを読む
noelle
4.6

初羽仁進。ドキュメントとしての映像がまずあり、そこにアフレコで重なる会話。カサヴェテスやヌーヴェルヴァーグの即興感とも似て非なるフィクションの組み立て方が面白かった。素人の少年たちの瑞々しい表情かよ…

>>続きを読む
錆梨
3.7
不良少年の鳴き声は「このやろー」というらしい
木
-
出てる少年たちの顔全部いい
はな
-
タバコ作るとこ、木工の班長
社会内処遇なさすぎ
生活
-

「そんなのシカトだよ」というセリフが記憶に残る。サラリーマンをカツアゲするとき「勘弁してくれ、安月給なんだ」と言われて「そんなのわかってるよ」と言い返すのもいい。
タバコの火を起こす場面は『パルチザ…

>>続きを読む
arch
3.1

職業俳優ではなく本物の不良少年を使い、ドキュメンタリー的手法で撮影された作品――と言いつつも、全編アフレコという歪みが興味深い作品。
岩波映画、第1回劇映画。羽仁進の独特な手法が初めて採用された作品…

>>続きを読む
乙
4.3

未レビュー作品 5/30本目

冒頭の「この作品はドキュメンタリーの手法を採用した劇映画」というキャプションを忘れそうになってしまった。

過激な暴力も印象に残ったが、劇映画とドキュメンタリーの境界…

>>続きを読む

フィクションをドキュメンタリーのように撮るという実験的な作品。真面目すぎてもう少しおふざけが欲しかった。
現実社会の人々をフィクションの中に蹴落とした『人間蒸発』とか『ゆきゆきて、神軍』、『全身小説…

>>続きを読む
AtWhat
1.6

素人を使ってドキュメンタリータッチで当時の不良少年を描いた作品。黒澤明監督の映画史に残る名作「用心棒」を抑えて1961年のキネマ旬報ベストテンで第1位に輝いた(ちなみに「用心棒」は2位)。しかし今、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事