ネタバレ
特殊学級の先生が児童達に愛を抱く過程
1949年モノクロ映画。
見始めて精神薄弱児(現在は知的障害)を扱う映画と知り鑑賞を止めようとしたが、そこを堪えて見進めたら意外な感興体験。
新任…
稲垣浩は『無法松の一生』でも思ったが、子役の魅力を引き出すのが巧い(演技の巧さとはまた違う)。時代柄か「精神薄弱児」に対する台詞に多少違和感を感じたり、教育現場を理想的に描いている点は気になるが、総…
>>続きを読む【信じて待つ】171
笠智衆の「ぼくはずいぶん待ったよ」が印象的。この後に見た「手をつなぐ子等」と比べて、舞台が戦後なので全体に明るい理想主義に満ちている。
先生が変われば生徒も変わる。世界や世間…
9/23@新文芸坐
特別学級のクラスの担任を受け持つ事になったた新米教師。
手をつなぐ子等の続編的な内容。
笠智衆の温厚な教師を見たあとだと、若先生・堀雄二の粗暴な振る舞いに面食らうけど、この四…
今でいうひまわり組を題材にした学園ものって感じだね
「手をつなぐ子等」でも思ったが子供たちが自然的すぎる
ドキュメンタリーを撮ってたら劇映画みたいになったのではと勘違いしてしまうほどリアル。どうや…
学校に赴任してくるが意に反して特殊学級を持つことになった若い教師が、少しずつ子供たちを理解するようになり、子供たちの様子・行動を変え、そして自分自身も成長して行く物語。心が洗われるような内容で、とて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前年の『手をつなぐ子等』で一教師だった笠智衆が、今作では校長先生役で出演。
初めて特別学級を受け持つ谷村先生を、じっと見守り続ける。
初めは全くやる気がなく、ただ約束の任期2年が経つのを待つだけだ…
特殊学級を2年間という約束で、受け持つことになった青年教師が、幼き子らと向き合う素晴らしい作品。
初めて出会う特殊学級の子供たちは、皆、汚れており見向きもしなく、自由奔放。
1日目から勝手にしておき…