壁あつき部屋のネタバレレビュー・内容・結末

『壁あつき部屋』に投稿されたネタバレ・内容・結末


「これからどうするんだ」
「生きるわ」
渋谷シネマスコーレ安部公房100周年で鑑賞
戦争犯罪者として

最後のシーンの振り返る瞬間が
脳裏に焼き付いている。
BC級戦犯の手記をもとに脚本を安部公房が担当した小林正樹監督作品。

可愛い猫ちゃんまで蹴飛ばし、復讐に怯える小沢栄(太郎)が印象的。
朝鮮人の苦しみを訴える伊藤雄之助にも。

2024-332
安部公房脚本、小林正樹監督。

ラストシーン、帰ってきた山下を歓迎する温もりと、彼らを閉ざす鉄格子の冷たさ。

戦争中という非常時に、上官の命令に逆らえるはずのない一兵卒が、命令で行った行為で戦犯にされるなんて…。しかも、当のその上官は、自分が命令したと言わずに密告した。

同じような…人たちが大勢いたのでは…

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「夜はみんな気がおかしゅうなるもんばって、 明日になれば後悔するばい」

「下衆!殺してやろうと思ったが、殺すのが惜しくなったんだ。死ぬよりも腐る方が貴様には似合ってるんだ!」

なぜ戦争責任者には…

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