赤い砂漠の作品情報・感想・評価・動画配信

赤い砂漠1964年製作の映画)

IL DESERTO ROSSO

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

無機質な工場が並ぶイタリア北部のラヴェンナで夫と息子と暮らすジュリアーナ。精神的に不安定な日々を送っていたある日、夫から会社の同僚を紹介されると、次第に心をひかれていく。

『赤い砂漠』に投稿された感想・評価

2.5
よくわかんなかったなぁ。唯ぼんやりした不安、てやつなのかな。色を効果的に使うぞっていう気概は分かった。ミケランジェロ・アントニオーニ、なんか苦手だなぁ。あと2本観なきゃなの気が重いなー。
記録用です。
そのうち感想書きたいです。
3.4
やや冗長に感じてしまったけど、要所要所でいい画、いい音楽遣いはあったし、虚ろな感じが通底しているのも良かった。もう少しイタリア映画慣れしたらハマるかもしれない。

多かれ少なかれみんな病んでる。
葛木
4.4
色彩感覚、人の配置が素晴らしい。鉄塔を登るところはダイナミックで感動した。映像だけでも観る価値あり。
NACKD
4.1
淡々とヘビー。霧のところはじめいろんなシーンがすごい
takeit
-
このレビューはネタバレを含みます

工場フェチには刺さる前半場面
あんだけ蒸気が出るとは思わなんだ

しかし水質汚染大気汚染みたいな環境問題へのまなざしもあり

精神疾患の症状(記憶喪失)と映画の性質(断片性)を結びつけたのはあるある…

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メンヘラ映画。と片付けてはいけないのだが、今見ると存在論的なテーマがいかにもうっとうしく思える。アントニオーニ初のカラー作品を支えたカルロ・ディ・パルマのカメラがよい。

切り返しを使ってなかったり、ひとつひとつのショットが気合い入っててカットが切り替わるたびに刺激があり、見ることそれ自体がサスペンス性を帯びてくる。色彩も豊かで、工業地帯の中での女の緑色コートと子供の…

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三宅隆太が言うところの「窓辺系」。物語の射程の短さ。失われていく記憶。

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