テネシー・ウィリアムズの戯曲『牛乳列車はもう止まらない』をウィリアムズ自ら脚色、ジョゼフ・ロージーが監督した。
ナポリ湾の小さな島。そこは隠遁生活を送るリズが所有。その島に男(バートン)がやって来る…
心身共に病んでるエリザベス・テイラーがヒステリックに喚き散らし、最後は死ぬ。それだけの話ではあるが、下品なぐらいのエレガンスが全体を覆っていてなんかすごい。『サイコティック』でも似たようなこと書いた…
>>続きを読むロケーションは監督作の『唇からナイフ』に似ているが、コメディはコメディでもこちらはブラック…、それもテネシー・ウィリアムズの戯曲だから納得。
ウィリアムズ版『サンセット大通り』といった趣だ。
リズの…
終始「なにをやってんだこの夫婦(リアル)は…」という気持ちのまま画面に吸い寄せられる。
ポン刀持ち歩いているリチャード・バートンよりも不可解なオーラを放つリズ。岡田茉莉子(吉田喜重)もこの路線に行き…
ロージー監督が「できごと」(1967)でカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞した直後の一作。原作・脚本は「欲望という名の電車」(1951)のテネシー・ウイリアムズ。エリザベス・テイラーとリチャード…
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