1959年の作品。
白黒なのは時代的に仕方ないが、昭和30代の繁華街のみならず住宅の並ぶ街並みなどもよく映っているので本筋とは別に当時の背景を面白く観られた。
会社の金の横領から補填のための資金…
タイトルでは音楽「富」田勲になっていた。
ダイヤルを回す映像がラストカットというのは珍しい。
事件の犯人らしき人物がなかなか姿を現さないのだが、偽名は使うわ、女は騙すわで十分キャラクターは描き込んで…
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「警視庁物語」シリーズ第11作。犯人の遺留品が全くない殺人事件を解決するため奮闘する捜査一課の地道な活動を描く。木村功のクレジットが南廣や堀雄二などと並んでいちばん最初に出てくるので過去にもこのシリ…
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シリーズ11作目。アパートで電話交換手が殺される。
監督撮影は村山新治・佐藤三郎。刑事は前回と同じ。音楽も前回と同じ富田勲で、こちらの作品ではジャズ。
今回はいつも以上に、捜査に徒労が多い。珍し…
1959年公開。シリーズ第11作。監督の村山新治は本作がお気に入りらしい。冒頭、既に殺人は起きていて「遺留品が一切無い以上は徹底的に聞き込みで固めるしか他に方法は無いだろう」と現場で宣言される。そし…
>>続きを読む 今回も遺留品のない事件に刑事は憶測をもとに尋ね回り、張り込みっぱなしな感じなんだが、のべつ爆発や銃声を頭の中で弄んでいるようならこうした事の「それらしさ」には気が付かないかも知れない。
聞き込み…
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派手さや大胆なサスペンスがあるわけではないが、誠実、丁寧で作り手の真面目さが伝わってくる。面白いかどうかというと微妙。
電話交換手の女性がアパートにて、絞殺される事件が発生。犯行現場に犯人の遺留品…