このレビューはネタバレを含みます
悲喜交々を乗せた夜行列車
寝台番号16の男
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📍あらすじ
どこかの駅、切符を紛失したサングラスの男(レオン・ニェムチック)…
【夜行列車内の群像劇】78点
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監督:イェジー・カヴァレロヴィチ
製作国:ポーランド
ジャンル:ドラマ
収録時間:100分
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久々に…
夜行列車に乗り合わせた人々の物語。
ズビグニエフ•チブルスキーが出てるとは思ってなかったから嬉しいサプライズだった。
改めて、夜間列車という限られた空間には様々な人々が、様々な想いを胸に利用してい…
主人公の男がグラサンをかけてるうちのノワール感たまらなかったし、基本的にはサスペンスな演出をじっとりと続けていくのに、逃亡犯が逃げ出したのを契機にIQ一気に下がって行ったのは爆笑した。
でも、笑かし…
派手さは無いけれど、舞台となる列車を人生に例える演出や多彩な登場人物がハリウッドのように巧みに絡み合ってラストのオチに繋がる…というわけではなく色々なキャラを通して人生の悲喜こもごもとそれぞれはかな…
>>続きを読むATGの第1回配給作品「尼僧ヨアンナ」(1961)のイェジー・カヴァレロヴィチ監督と主演ルチーナ・ウィンニッカの夫妻(当時)コンビによる前作。
ワルシャワから海辺の町へ向かう夜行列車の一晩を描く群…
乗客の数だけドラマがあり、波乱があり、コンパクトな群像劇のようでもあれば、思いがけない男女の出会いを映したロマンス映画のようにも見える。ポーランド映画特有の静謐な気品にジャズが重なり合うムードがどこ…
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