(35mm)
良い意味でも悪い意味でも、しょうもない。とはいえ、弱者へのまなざしは今の映画よりも明確に含まれている。
冒頭から仁義を切る口上に電車の騒音を被せて中断させてしまう意地の悪さ。
個人…
京都の街がロケーションで出てきて、ジャズが後ろにかかって、電車の音などが編集されて唐突に入ったり、車の移動撮影が多くあんまり切り返ししないで思いつきで撮ったっぽく、街のチンピラたちが悪いことするので…
>>続きを読むでかいシノギはシマを同じくする
賭博系やくざに掻っ攫われ、
せこいシノギで糊口を凌ぎながらイキがる
蛆虫でゲジゲジでインポな愚連隊が
一念発起するも最後にポカやらかして、
ネチョネチョ生きるしかない…
ワイら人間は明日の保証もない
年増と呼ばれる天知茂...の立場への羞恥やら後ろめたさやら
松方弘樹、荒木一郎らが街を闊歩するスリル
♪商売繁盛で笹もってこい
そんなに密着して悪いこと囁かんといて
ウ…
弱いものからカツアゲして悪ぶってたクソガキどもが、出所したての時代遅れのオッサン=天池茂の生き方に否応がなしに影響を受け、初めて自分等より強い存在に立ち向かうことになる。
号泣ものの話だがラストは痛…
中島貞夫監督のフリーター愚連隊ねちょねちょ生きる
中島貞夫監督。
某雑誌に「パンクな映画」と表記。
ヤクザ映画のなかでも実録ぽい。
ドキュメントのような野外カメラ。
主人公は松方…