資金源強奪の作品情報・感想・評価

「資金源強奪」に投稿された感想・評価

傑作でしたね。ストーリーのおもしろさと役者の光っぷりとユーモアのバランスが最高でした。芹明香のぐるぐるまわる〜はとってもよかったです。一瞬の出演で心を鷲掴みにする芹明香すごいっす。最後まで誰が金を手にするのかわからないので目が離せません。ちょいと出てきたブローチの女の子もよかったですね。
これぞエンタメ
これぞ映画
これぞマスターピース

スゴい、スゴすぎるぞ深作欣二。

冒頭からラストまで、驚異的なスピードで走り切る、ドタバタアクション。

北大路欣也の度胸と頭脳が冴え渡り、常に追っ手の2歩3歩先を行く。

タイトルでもある"資金源強奪"のシーンが作中いくつも登場するが、今回こそ逃げ切れるか!?と、ハラハラ感満載でもうサイコー!

僕自身大阪在住ということもあり、昭和の新大阪駅、雄琴温泉、尼崎が舞台となるとテンションも上がる上がる!
通天閣を用いたあのシーンはもうそんなんアリか!と!笑

ちょっと抜けたBGM、ラストシーンの爽快感もクールやけど、何より梅宮辰夫が一矢報いたあのシーンの痛快さたるや!

もうね、1人スタンディングオベーションですよ。ここまで痛快な作品は久々です。
アッパレ。
ただただアッパレ。

ワンポイント松方も流石の輝き笑
いとそ

いとその感想・評価

4.0
影を引き摺っているようなところがなく、仁義なき〜よりも軽快。どこかやる気の無いOPもピッタリ。平仮名の「ふかさくきんじ」は可笑しいけど。出てくる奴らはみんな金の亡者。梅宮辰夫は通天閣から敵を狙い撃ち、しかも見事なまでに当てまくりって。そんなのありっすか。
HK

HKの感想・評価

3.5
深作欣二のクライム映画。

刑期を終えた北大路欣也が、身内ヤクザから5億円ばかり強奪し、その結果身内ヤクザに追われる話。

若かりし頃の梅宮辰夫さんと北大路欣也さんを見ることができてとても良かった。自分はこれで川谷拓三さんを三回見たことになるが、相変わらずどこか気弱だけどたかが外れた演技が垣間見れる。

しかし、ああも簡単に組内のベランダが開くのだろうか、よっぽど安全だと思ったのだろう。あそこからの梅宮さんの狙撃シーンはあれはあれでかっこいい。

最後の最後で、途中で誘拐に使った女性が結局彼の味方についたのは驚いだ。
t

tの感想・評価

4.5
爆弾、車、ボート、遠距離からの射撃といったアクションが冴えまくりだし話も面白すぎる。
自分を慕う太地喜和子については出所即スルーで指環も売り飛ばし散々な仕打ちだが(失礼ながら彼女はこういう役が最高にハマっている)、偶然居合わせた小泉洋子にはブローチを与え「武装解除」までしてしまう北大路欣也。大金をめぐる骨肉の争いの挙句あの洒落たラストというのがなんとも良い。
梅宮辰夫の有能ぶりよ…川谷拓三は見せ場多いが室田日出男が気の毒な感じ。
津島利明のスカスカなテーマ曲は名曲であると思う。
mingo

mingoの感想・評価

3.9
なんか色々書いたけど、結局は北大路欣也優勝。梅宮辰夫兄準優勝。欣也兄になら抱かれても良いくらいにシビれる深作アクション最高。アクションは何にも考えず身を委ねるべき。電光石火の24本全部観たい、
日本がまだ今のような小金持ちのチンピラ国家じゃなかった頃。
自他共に認める大金持ち国家だった頃の娯楽映画。


そういう時代には、こんな豪快な男たちがたくさんいたのだなと思う。


法律、仲間、組織。
あらゆる、この世の枠組みを壊していくような存在に私たちは強く惹かれる。


深作欣二は先の大戦時は中学生であった。
大人たちは彼らに軍国主義を叩き込んだ。
戦後、大人たちは「天皇陛下万歳」と絶叫した口と同じ口で「民主主義万歳」と絶叫し始めた。
当時中学生だった深作欣二はどう思っただろう。
「世の中全部嘘っぱちだ。信じれるのは自分だけだ。」と思ったに違いない。


そして、深作欣二は映画監督になった。
この世の欺瞞の全てを映画でぶっ壊した。


この映画は、徹底的にこの世の枠組みをコメディちっくに揶揄しながらぶっ壊しまくる。
欺瞞に満ちた馬鹿な大人たちを、ぶっ殺しまくる。
これは、映画でしか許されないことだ。


映画の素晴らしいところは、そういうところだと思う。
ムカつく奴が死ぬ瞬間は、笑える。
ムカつく奴が死ぬ瞬間は、スカッとする。
人が死ぬ時にふざけたっていいじゃないか、所詮映画なんだから。


めちゃくちゃ人が死ぬのに、こんなに笑える映画があったんだと思うと昔の人が羨ましい。
三池崇史にこういう映画撮って欲しいな。
あっ、「dead or alive 犯罪者」があった笑


今の日本映画にも、まだ希望はある。
深作欣二は生きている。
新文芸坐セレクションvol.4
絶対に観てほしい活劇 電光石火の24本@新文芸坐

「俺は手を汚したくない、だけど協力する」からのスナイパー辰兄爆誕の流れめちゃくちゃ笑った
ラストの空港のシーンもめちゃくちゃお洒落で良い。
ぶっちゃけドラマが雑だし展開もめちゃくちゃなんだけど(笑)、結構楽しめた。
憎めない悪党達の魅力。
騙し合いのところだけ力入ってたっていう。
さすが深作(笑)
そしてあの伏線、最後にああやって回収するの、お洒落すぎだろ。
あれだけでゾクゾクしたわ。

まあそのドラマも雑なんだけど、これ、ハリウッドあたりでリメイクしたら結構面白そう。
dailyfroth

dailyfrothの感想・評価

3.5
ウディ・アレンとミア・ファーロウみたいなスタイルの拓ぼんと芹明香がいい。それにしてもラスト10分であれほど展開するとかほとんど続篇1本分の趣。