ファスビンダーのくせに内容が分かりやすかった!
頽落の都市は無言のまま今なお戦争の気配に包まれている。敗戦の恥の感覚、腕に残る番号…。身動ぎひとつひとつに快楽の前借りをしないことには乗り越えられない…
【滅びの無学】
U-NEXTにて。久々ファスビンダー。
『マリア・ブラウンの結婚』『ローラ』に続く、西ドイツ三部作最終章。
表層の面白さでいえば、三部作で唯一、退屈な部分大。…が、不思議と納得…
DIE SEHNSUCHT DER VERONIKA VOSS 1982年 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品 モノクロ 104分。1955年 映画を身終えた記者ロベルト(ヒルマール・ター…
>>続きを読む以前、最初の方で途中リタイアしたファスビンダー作品に再挑戦。意外にもサスペンスタッチで進むので途中から面白くなった。
戦前にUFA映画でナチスのプロパガンダ映画で活躍した女優ジュビレ・シュミッツの…
1955年、スポーツ記者のロベルト(ヒルマール・ターテ)は、雨の中に立つ女に出会い、その謎めいた姿に魅せられる。それはかつて映画女優だったベロニカ・フォス(ローゼル・ツェッヒ)で、2人は次第に親しく…
>>続きを読む16年間で44本の映画を発表し、カウリスマキまでが「多大な影響を与えられた」と公言し、たった37歳で死んでたファスビンダーだった。これほどの創造性はまあファスビンダーだからってことでいいとして、こん…
>>続きを読むこれは傑作だと思う。
石井隆のことを最近考えてるからか、ヴェロニカとロベルトが名美と村木に見えた。
再鑑賞
改めて映像も物語も素晴らしい。
どうやって手をつけようかまだ悩むけれど、フ…