これは裏目読みしたくなる作品だった。ベロニカが戦中のスターだったことはかなり重要だと思う。彼女にかつてのドイツ第三帝国の面影を見るか、彼女を個人的な人間として見るかで、話の読み方も大きく変わると感じ…
>>続きを読む美しい映画。綺麗な映画。
おしゃれで可愛い映画。
白黒のコントラスト、陰影がめちゃくちゃいい……
謎の斜めアングルとか顔を下から撮るアングルとかヘンテコな画角とクッキリな陰影が不気味さを醸し出す。…
ヴェロニカの、人からどう見られるかを常に気にしてしまう息苦しさ。強迫性障害なのでは?
本当はやりたくて仕方がないのに興味がないと言ったり、感情と身体と言葉がぐちゃぐちゃで自分自身を統率できていない。…
このレビューはネタバレを含みます
対戦後の西ドイツ、かつてのスター女優ベロニカは落ちぶれて精神を病み酒と薬物に依存。ひょんなことからスポーツ記者が彼女に関わり、破茶滅茶な彼女に振り回されて人生が狂う。ベロニカは彼女の財産を狙う強欲な…
>>続きを読むいかにも!な終わり方。
ベロニカの挙動は見ている方も苦しくなる。
「何をしたらここまで悪化するんだ?」と思っていたら…最悪すぎ。そして悪を暴けないまま。悪人たちは計画通り。
全てが回収されるわけでは…
『サンセット大通り』を彷彿とさせるストーリー
実話がベースらしいのでなおのことおそろしい
上ずった声でどう見てもふつうじゃない行動をするヴェロニカの痛々しさ
どう見てもヤバくてもあんだけうつくし…
冒頭の電車から降りるまでの美しい流れに感動したがストーリーが悲しすぎる。
後でモデルがいると知り落ち込んでしまった。「光と影 それが映画の秘密」という台詞の通り、これでもかという光と漆黒、
過去の栄…