美しい映画。綺麗な映画。
おしゃれで可愛い映画。
白黒のコントラスト、陰影がめちゃくちゃいい……
謎の斜めアングルとか顔を下から撮るアングルとかヘンテコな画角とクッキリな陰影が不気味さを醸し出す。…
ヴェロニカの、人からどう見られるかを常に気にしてしまう息苦しさ。強迫性障害なのでは?
本当はやりたくて仕方がないのに興味がないと言ったり、感情と身体と言葉がぐちゃぐちゃで自分自身を統率できていない。…
いかにも!な終わり方。
ベロニカの挙動は見ている方も苦しくなる。
「何をしたらここまで悪化するんだ?」と思っていたら…最悪すぎ。そして悪を暴けないまま。悪人たちは計画通り。
全てが回収されるわけでは…
『サンセット大通り』を彷彿とさせるストーリー
実話がベースらしいのでなおのことおそろしい
上ずった声でどう見てもふつうじゃない行動をするヴェロニカの痛々しさ
どう見てもヤバくてもあんだけうつくし…
冒頭の電車から降りるまでの美しい流れに感動したがストーリーが悲しすぎる。
後でモデルがいると知り落ち込んでしまった。「光と影 それが映画の秘密」という台詞の通り、これでもかという光と漆黒、
過去の栄…
過去の栄光を忘れることが出来ず、現実を直視出来ない大女優という点でヨーロッパ版『サンセット大通り』という感じ。
信じ難いことにフォスにはモデルとなった女優がいて、孤独な彼女を搾取する医師にもモデル…
過去の栄光にすがる女優の悲惨な半生を描いたサスペンス。
退廃的で不穏な空気感が漂う一方、映像はどこを切り取っても美しい。
『サンセット大通り』と設定は似ているが、ヨーロッパの映画らしいクラシカル…