トイ・ソルジャーの作品情報・感想・評価

「トイ・ソルジャー」に投稿された感想・評価

俺たちは落ちこぼれ。
だけど、やる時はやるぜ!


ブルーレイを購入、再鑑賞したので再レビュー。

80年代にアクション映画を変えたと言っても過言では無い「ダイ・ハード」は、画期的な映画でした。
何が画期的だったかと言うと、それ以後のアクション映画で多用されるようになる雛形の完成形であったからです。
つまり、テロリストや犯罪集団などの悪いやつらが、ビルや船や競技場などの空間を占拠して、そこに偶然(←ここ大事)、頼りになりそうもないのに実はすごく頼りになる奴がいて、ひとり(または協力者あり)で悪の軍団を殲滅、メデタシメデタシ!といった、「これならロケ地も限定できて安上がりだし、アイデア次第で面白い映画になる」というフォーマットを完成させた作品だったのです。
「ダイ・ハード」自体はシリーズが進むにつれて、自らが作り上げたフォーマットを逸脱してゆきますが、セガールの「沈黙の戦艦」やヴァンダムの「サドンデス」の様に次々とフォロワー作品が製作され、一定の成功を得ました。

そんな「ダイ・ハード」フォロワーの中でも一際異彩を放っていたのが「トイソルジャー」です。

舞台となるのは全寮制の男子学校(なので、非常に珍しいことにメインの登場人物に女性はいない)。
金持ちの子供たちが多く寄宿しているので、テロリストにとっては恰好のカモってわけですね。
そして、テロ集団と戦うことになるのが、悪ガキグループとなります。つまり、生徒が凶悪なテロ集団と戦うことになるのです。
ここがミソ。
まあ、子供なんで正面きって戦うのは無謀というわけで、主に頭を使います。
学校内の状況やテロ集団の人数などの情報を命懸けで外部に知らせたり、ラジコン飛行機の受信機を爆弾の起爆阻止に使ったりと、テロリスト達に気づかれないように様々な反攻工作に勤しむのです。
派手な銃撃戦に頼らず、アクション一辺倒よりもスリラーの色合いが強いのも本作の特徴で、「ダイ・ハード」をただコピーしたB級作品とは一線を画した良作。


主人公であるデビット役に「グーニーズ」のショーン・アスティン。
マフィアのボスの息子役で「スタンド・バイ・ミー」のウィル・ウィトンが出演。
当時のアイドル俳優映画としての側面もありそうなキャスティングですね。
その他、ルイス・ゴセット・Jr.や、R・リー・アーメイ、アンドリュー・ディボフなど渋い共演陣が脇を固めています。

監督のダニエル・ペトリ・Jr.は「ビバリーヒルズコップ」の脚本で知られ、脚本担当のデヴィッド・コープは本作以後、「ジュラシックパーク」や「スパイダーマン」といった大作を多く手がける売れっ子となりました。
実際は、広くヨーロッパを舞台とした大型のアクション映画であった当初の脚本を、舞台をアメリカの学校に限定したものにダニエル・ペトリ・Jr.がリライトしたらしいです。


ちょいと古臭さは鼻につきますが、友情や葛藤といった青春映画に付き物の要素を重視し、アクションスターのカリスマ性に頼っていない、珍しいタイプの「ダイ・ハード」フォロワーとして、今回のようにブルーレイ化されたりとサルベージされるのは非常に喜ばしく、有意義な事だと思いますよ。


因みに、故コリー・ハイム主演の「トイソルジャー'96」続いて「トイソルジャー'97」が製作されましたが、これらは本作とは関係のないテレビ映画で、まるで続編のような邦題が勝手につけられました(汗)
しかしながら、「ダイ・ハード」のスタイルを純粋にコピーしているのは、実はこの二本の方でして、個人的に本作と変わらないぐらい(もしくはそれ以上)好きなパチモノだったりします。


※再レビュー

レンタルビデオ、セルブルーレイにて
ぺ

ぺの感想・評価

3.8
悪ガキ集団VSテロリスト
ガッチガチの重装備で生徒を人質に学校に立てこもるテロリスト。
見つからないよう行動する緊張感はなかなかのもの。
大人顔負けの行動力で子供ならでは感はあまりない。
もう少し軽いタッチの部分があってもよかったとも思う。

ジュブナイルアクションの隠れた名作。
80年代の残り香を伴った懐かい雰囲気がたまらない青春アクション映画。未見だったのですが、ようやく鑑賞!!

全寮制の高校に通う判事の息子の命と引き換えに獄中の仲間の釈放を求め、コロンビアから来たテロリストグループが学校を占拠。外部との接触は断たれ、爆弾も仕掛けられた校内で彼らは生徒たちを人質に取るが、リーダーのビリーをはじめとする悪ガキ集団は決死の覚悟で戦いを挑むことに...。

皆さん書いていらっしゃるようにまさに『ダイ・ハード』と『グーニーズ』の融合!とはいえ、後者よりももっとシリアスな描写も多く、手に汗握る展開にハラハラドキドキ。主演のショーン・アスティンはじめ、『スタンド・バイ・ミー』でおなじみのウィル・ウィートンも出ていたりと、80年代映画ファンにはたまらない取り合わせ。脇を固める大人の俳優さんたちもこれまたすごくて、『愛と青春の旅立ち』のルイス・ゴセット・ジュニアと『フルメタル・ジャケット』のR・リー・アーメイの元祖教官コンビも登場(笑)。

一見悪ガキに見えるビリーたちが、いざとなったら正義に燃えて、子供達らしいユニークな方法でテロリストグループを撃退する姿は清々しいし、笑えるところもたくさんありました。
それだけでなく、ホロリとなるシーンもあって、観終わった後に心洗われる映画でした。青春映画もアクション映画も好きな人にはとってもオススメ!

リメイクしないかな〜。
学園版ダイハード
もう少し軽いタッチがほしかった
記録用

めちゃくちゃ好きな作品の1つ
はろぅ

はろぅの感想・評価

3.0
友情などの爽やかな雰囲気と、割と容赦ないテロリストの不穏な感じがバランスよく思った以上に楽しめた。

子供達を信じてる大人。
パンツ姿で作戦会議する男の子達。
マフィアの復讐(これをテロリストの息子が知ることはなかったね)
男の子達最後は仲間増えてた!

娯楽として見て良かった。
913

913の感想・評価

3.8
「学園ダイハード!」

どっかで面白いという話を聞いたからTSUTAYAで見つけることに。なんでもBlu-rayどころかDVD化すらつい最近までされてなかったらしい。

悪ガキたちが学校を占拠したテロリストと戦うべく計画を練るというのだが、俺は結構好き。子供たちで活躍する系のやつは大体面白いと思ってる。まさにダイハード。ダクトを這っていくとこはまさしくそれ。
「学校がテロリストに占拠された!」という、どこかで聞いたような状況だが、監視の目はけっこうユルい。前半のフリ不足とクライマックスの力不足、両方あると思えてしまった。
atsuman

atsumanの感想・評価

3.0
学園テロ。これといって特にありません。

公開時、鑑賞済み👀
今回TSUTAYA発掘良品で🎬

コロンビアからやって来た過激派テロリストたちが私立の名門高校を占拠し、生徒たちを人質に立てこもる🏫
テロの首謀者のルイスは、収監中の麻薬王の父親エンリケの釈放を要求するが、
彼の狙いはエンリケの裁判を担当する裁判官の息子・ニコラスだった...😨

ビリーを中心とする仲良し5人組の問題児たちがテロリストたちに立ち向かうのですが、問題児と言っても、もともと育ちの良い坊ちゃんたち...🏫
その彼らが反撃に転じる様は、多少お行儀良過ぎるのでパンチ不足の感は否めませんでした😓

でも、5人組の人中にマフィアの息子・ジョーイがいたことから、ストーリーが少々荒っぽい展開になるのがミソ...そりゃー、親父は黙ってないでしょう😠

良くも悪くも、青春アクションドラマの域を出ない...他の方も書かれているように「ホームアローン」の延長版のような作品です🎬
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