ソフィア・コッポラ監督の初監督作品。
多感な時期に楽しいことをすべて禁じられた女の子たちの悲劇。
好きなレコードを捨てられるシーンがものすごく悲しくて、そのあと男の子たちが電話ごしにレコードを聴かせ…
数年前、取引先の商品開発部門に20代半ばの女性がいて、一緒に仕事をする機会がときどきあった。ソフィア・コッポラの作品を振り返るたびに、そのことをよく思い出す。
彼女の感覚をまっすぐに延長していけば…
ほんのりポップでほんのり軽妙に、重苦しい題材をさばいています
いくらでもシリアスに撮れる題材をシリアスの手前でギリ浮遊させる撮り方が、この監督の優れた文体なのでしょう
それは、軽妙な音楽や、ポップ…