No_64
牧瀬里穂のデビュー作。ファンタジックな内容で、今の映画に慣れている私が観ると、古いなあと苦笑しちゃう。
取り敢えずCGと合成が違和感しかなかったかな。なんだありゃ。コオロギとゆうが…
牧瀬里穂の溌剌とした表情と運動、中井貴一の諦念と優しさが滲み出た佇まい。長回しに宿る映画的空気感。作り手が映画の魔法を信じている。最後キスしちゃったら、それはもう男に都合の良い願望になっちゃうじゃん…
>>続きを読む悲劇なのに喜劇。
底抜けに明るいのに時折スッと自然な寂しさを入れ込む牧瀬里穂。最低な男と最高な死神な鶴瓶。フワフワしたキャラなのにストーリーにしっかり芯を入れる中井貴一。相変わらずのスーパー長回しな…
先日、中井貴一の舞台を観に出掛けた。「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」という小津安二郎をモデルにした作劇だ。中井貴一が小津のモデルを演じ、中井貴一の父親佐田啓二や母親益子なども登場し、何と…
>>続きを読む©1990「東京上空いらっしゃいませ」製作委員会