翔んだカップル オリジナル版の作品情報・感想・評価

翔んだカップル オリジナル版1982年製作の映画)

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

3.4

「翔んだカップル オリジナル版」に投稿された感想・評価

薬師丸ひろ子が鶴見辰吾にクッキー投げつけてから、ブレーキのきかない自転車に乗って壁に激突する一連のシーンめちゃ好き。相米慎二の作風ってデビュー作で確立されてる感ある。
sacchinn

sacchinnの感想・評価

3.0
今まで見た全映画中で1番緊張しているおかっぱの女の子が、かわいくて面白かった。
初監督作品にはその監督の後の要素がすべからく込められているというが、相米監督の場合は込められてるどころかすでに確立している 映画を如何に取り戻そうとする事が傍目には破壊にさえ見える 大林宣彦とはまた違うエモーションなるなティーンエイジライオット
uraco

uracoの感想・評価

3.0
北の国からで先生をやっていた原田美枝子が一瞬映りそれから原田美枝子を調べたら石橋静河の母という事を知って驚きが止まらないくらいには集中出来なかった!
なんかワクワクする設定(笑)
薬師丸ひろ子が鬼のように可愛い。
てつじ

てつじの感想・評価

3.7
相米慎二は、引きのフレームの中で躍動する子供たちの息吹や、感情の起伏を周りの空気ごとフィルムの中に閉じ込める。妥協した演技を排除して、全身で表現した演技だけが残る。研ぎ澄まし、削り取り、最後に残った最高のフィルム。薬師丸ひろ子のビンタ。
おが

おがの感想・評価

-
窓枠や壁、ドアなど仕切られた中にいる収まりの良さや、カーテンが揺れ2人が綺麗に見えるところとか、顔や面をドーンと映すところとか諸々、計算されすぎでは?あと、映さないものの切り方が面白かったのと、川のシーンの画角のキテレツさ、鏡も印象的だったな
まあ、「ラブコールHIROKO」って言葉が全部持ってくんだけど

この版じゃないのがどれくらいの尺か知らないけど、このバージョンは正直尺がきつかった
kuronori

kuronoriの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「…う…うう…でも、自転車がぁ〜…。」
このシーンなんとなく覚えてます。なんでだろ?公開当時は、観てなかった筈なんですよね。
(余談ですけど、よく見るとこのシーン、間一髪で薬師丸ひろ子の後頭部がアスファルトに叩きつけられずにすんでるんですよね。これ、ほんとに単に運が良かっただけですよ!)
問題の「もぐら叩き」のシーンはテレビ放送なのかなんなのか、そこだけ観た記憶があります。
でも円広志が長髪で担任教師やってるのも知ってたんですよ。あれー…???
観てるのかな(笑)???

薬師丸ひろ子初主演作。
相米慎二初監督作品です。
「オリジナル版」とは「ラブコールHIROKO☆オリジナル版」で、ディレクターズカットのこと。公開時は二本立てだったので、15分ほど短い短縮版で公開されたのだけど、公開後の薬師丸人気の顕在化で、ディレクターズカットの劇場公開ができたのだとか。

なんにしても、私、その世代であります。
作中の生徒たちの喋り方(『シャラップ!』『理由を述べよ。百文字以内!』『ほとんど病気』等)、ファッション、背景の町並み。全部そんな感じです。懐かしいというのを通り越して、違和感ない感じ(笑)。
同じ頃に放送してたテレビ版は、ラブコメ要素をメインに据えた完全なコメディとして作られてました。子供だった当時は、そっちの方が身の丈にあっていて、映画版はアイドル映画なのに、なんか暗っぽいなぁというくらいしか感想を持ちえませんでした。…情けない(笑)。

これまで、特に相米作品と意識して映画を観たことはありませんでした。
しかし少し前に、幻の作品だった「雪の断章-情熱-」がAmazonで観られるのを知り、かっての(?)斉藤由貴ファンとしては喜び勇んで視聴し、納得したという経緯がありまして、今はかなり相米監督を意識しています。

相米監督といえば「長回し」なのだとか。なるほど今回録画したものを早送りしてみると、どのシーンどのシーンもカメラ据え置きの長回し!
カット割りしないということは、映画的高揚は少なくなりますが、現実感が増し、その場に立ち会っているような臨場感が出るのだと思います。
例の自転車のシーンなどは、
・鶴見が庭で自転車の修理をしているところに買い物の紙袋を抱えた薬師丸が帰宅する。
・なんで自転車を修理してるのかから会話が始まる→クッキーの材料を買ってきた、クッキーくらい食べてよ→今日別の女子からクッキーをもらった→薬師丸が座って袋を開けて食べながら焼き方をけなす→徐々に会話が喧嘩になっていく→薬師丸がクッキーをひとつひとつしつこく鶴見に投げつけ続ける→無視する鶴見
・薬師丸が修理中の自転車を起こして乗り、下り坂に向かってフレームアウトしていく
・驚いた鶴見が自転車を追って坂道をかけ下るのをカメラをパンしてフォローする
…ここまでがワンカット。全篇殆どこんな感じのロングカットで構成されてます。

相米監督は演技プランを役者に考えさせて、何度もリハーサルを重ねた上で撮影に及ぶのだとのことです。
ということは、台詞は脚本でしょうが、演技は、役者の人間としての身の丈がそのまま丸出しになることになります。

朝ドラ「あまちゃん」の放送が終わった頃、「鶴瓶の家族に乾杯」に薬師丸ひろ子がゲストで出たことがありました。近年母親役などが多い彼女ですが、このときに街の人と会話する様子は意外なほど若々しく(失礼)、本作における山葉圭を彷彿とさせるところがありました。
もしかしたら、本作が一番、薬師丸ひろ子の素に近いところの出ている作品なのではないか…などと愚考しました。

さて、薬師丸ひろ子の影に隠れていますが、鶴見辰吾がまた素晴らしい!
調べてみたら、12歳でデビュー。この時点で、大河ドラマ、金八先生、大映ドラマなどを経験して、本作が初主演。
(…というか、御先祖は俺んがとうのお殿様じゃん!)
薬師丸ひろ子とは 幼稚園小学校の同級生!?

作品の本当の主人公は、薬師丸ではなく、鶴見演じる田代祐介なのではないでしょうか。
作品を締めくくる例のもぐら叩き。
最初は無邪気な風で笑いながら叩いていた薬師丸は、途中から逃げずに無言で叩かれるままになっている鶴見の気持が伝わって、徐々に泣き顔に変わっていきます。
これも四人全員が正面からカメラに入るサイズのまま決して寄らず、カットを割らずに、四人の表情の変化を突き放した傍観者の視点で捉え続けることで、見事に「祭りの終わり」の虚しさを観る者に伝えます。
そしてそれにふさわしい鶴見の表情と厳しい目が、「大人の階段」をひとつ登った田代祐介を表現しています。

アイドル映画の衣をまとった青春映画の傑作だと思います。
相米慎二監督デビュー作。
初鑑賞。
薬師丸ひろ子 鶴見辰吾 尾美としのり
石原真理子の豪華キャスト⭐️
今も活躍してる俳優人たちなので演技も上手い✨ 
円広志の先生役は意外とハマっていた😎
MACOSUKE

MACOSUKEの感想・評価

4.7
甘酸っぱくなりたいが為だけに、当時全盛期のレンタルビデオ屋に昼夜問わず何度も駆け抜けた思い出の作品である。
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