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HK

HKの感想・評価

3.3
森田芳光監督特集第8作目

本来なら新文芸坐で見たかったけど、いろいろとアクシデントで見れなかった先週。しかたないからDVDを借りてみました。

薬師丸ひろ子さんはやはり当時、角川然りいろいろなところで持て囃されましたね。特に、相米慎二監督と根岸吉太郎監督などからアイドル映画という肩書で様々な映画で主演をはらせてもらった。

この映画では、それまでの清純派的なキャラクターから、少し大人な危ない幼稚園の先生というちょっと脱皮したキャラクターになっていましたね。そこはとても良かったと思います。

映画は「の・ようなもの」からけれんみを排して、もうちょっと80年代のバブリーな雰囲気を取り入れたような作風になっている。毎回出てくる80年代独特の玩具演出や、明るい色彩で纏われたすごいカラフルな映像の撮り方には流石。

そして、森田節とでもいえる独特の会話劇もいつも通りでしたね。何よりも処女とかそういう女の子の一番デリケートな部分を普通に言葉で言っちゃうところが森田さんらしいというかなんというか。

他にもキャラクターの名前がすごい独特、大東島とか御前崎とかよくまあああいう変わった苗字を思い出すというか。かかる君なんているんでしょうかね。

沖縄の景色は流石に綺麗でしたね。ああいう場所に自分も一生に一度は行きたいですよ。行ってみたいというかなんというか楽しみたいですね。

ところどころクスクス笑うところがあり、どこか現実離れしてぶっ飛んだ展開が行われているというのは森田演出の特徴なのか、若干漫画的なため。山崎貴と同じ匂いは感じるが、エモくないぶんポップに感じるためいいかもしれない。

あと最後に、桃井かおりさん、声のトーン当時から何も変わらない。すごいですね。
一

一の感想・評価

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セックスに対して全く物怖じせずむしろ「早く私とヤって」くらいの勢いの薬師丸ひろ子が多幸感につつまれながら処女を失うハッピーエンド。アイドル映画としてかなり際どいと思うけど、遊びに遊んだ音や映像の編集も攻めたキャスティングも、すべてキュートネスに結実している。野村宏伸のすさまじい演技。
Ryo

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4.0
作り手と時代が、躁状態にあることがはっきりと感じられました。そこにあるのは、無邪気さによって詰め込まれたアートです。そのあざとさに、クールさを感じるのは、34年後の今、80年代の明るさに対する憧憬が含まれるからでしょう。
森田芳光作品を観るのが初めてだったので、これがアヴェレージなのか、前後作も観て確かめたいと思います。
う

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3.5
野村宏伸の「ホテルいこうぜ」「肌すべすべ?」「サイコーだな」のとこめちゃくちゃ好き。

このレビューはネタバレを含みます

 森田芳光監督らしい独特の映像感覚が全開で、登場人物の天地人を把握するだけでも大変な映画でした。
 
 主人公は、幼稚園の先生で園児の父親に恋をして彼を追って大阪へ。途中で見習いマジシャンとともに4WDに乗ってのロードムービー。沖縄へと向かいます。
 
 ストーリーを追いかけると無茶苦茶で、基本、偶然の再会ばかりです。主人公の出会いは、主人公が海岸にいると青年が4WDで女の子を追い回す。「免許もってる? 今度はオレが逃げてあげる。後ろ! 煙! 爆発する!」。砂浜に2人でふせる。これは一体何なんでしょうか?

 特にマジシャンの青年の言動は何喋ってるのかわからず戸惑います。車に乗せてる煙を吐き出す謎の箱は一体何だったのか……。
 そしてクライマックスは、いきなり笑撃のPVになるのが驚きでした。

 薬師丸ひろ子さんはアイドルらしく可愛らしいので、それだけで成功していると思います。相手役の野村宏伸さんは、デビューらしくなかなかのお芝居が泣けてきます。
 役者さんもミュージシャンの方をたくさん起用していて、なぜその配役なのかもわからず独特の雰囲気を倍増させてくれます。桃井かおりさんは桃井かおりさんでした。

 80年代の角川映画らしい混沌とした雰囲気が最高の映画でした。
薬師丸ひろ子全盛の頃の作品。

当時、薬師丸ひろ子の人気は角川映画を支える程で。彼女を目当てに映画館に通ってました。

幼稚園の先生の主人公の、ある「恋愛」からの旅の物語。

園児の親に恋をして、幼稚園を辞めて大阪まで逢いに。途中「自称マジシャン」の男に遭遇。親には奥さんがいて、マジシャンにも淡い恋心が芽生えて・・。

作品の中に、当時の空気感がよく出ていて、園児の親役に財津和夫。
「白い鉄火面のスカイライン」
「ポートビアホテル」
「ウィンドサーフィン」
「ダットサントラック4WD」
「沖縄」

そして、この作品のオーディションからデビューの野村宏伸。

作品としては、あんまり面白くなかったのですが、珍しく薬師丸ひろ子の水着シーンもあり、その魅力が全てで。

薬師丸ひろ子が大人になる過程のような作品で、ちょっと複雑な感情で観た記憶があります。
TheThe

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3.7
1980年代を懐かしく思い心地よい作品。車なんかは「ダットサントラック 4WD」など車高の高いのがデートに最適的な時代。
何より、当時は桃井かおりの魅力が分からなかったけど、今はよく分かります。

作品全体は、軽い空気のように感じみれるmusicや時折不思議なシーンがプラスされていてリラックスできる。
ラストには大人の色っぽい女性になる薬師丸ひろ子がとても良かったです。
ありがとう懐かしかったです。
森田芳光的演出。落ち目のミュージシャンをぱらぱら集めて下手なセリフを吐かせ、野村宏伸の大根ぶりを散らす。全然散ってなかったが。歌唱は南佳孝の方が良かったと思うが、歌いたがりの薬師丸じゃ仕方ない。
kappadokia

kappadokiaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

薬師丸ひろ子戸川純桃井かおりと癖のある女ばっかりでてくるし演出も訳がわからない
色気のある女になるには「頭をからっぽにすること」
桃井かおりが言うとなんでも説得力あるように聞こえるわ~
野村宏伸が細すぎる。
薬師丸ひろ子が狂気じみてる。
桃井かおりの色っぽさがすごい。
全編通してダサさが半端ない。
カルチャーもファッションも台詞も演出も演技も。
意味の分からなさがすごくて、笑える。
今観るからこそ面白いと思えるタイプの映画。
公開当時に観た人がどういう感想をもったか知りたい。
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