泣蟲小僧の作品情報・感想・評価

『泣蟲小僧』に投稿された感想・評価

1938年 東京発声 東宝配給 白黒 スタンダード
80分 *音声聴き取り難い部分、コマ飛びあり

母親貞子(栗原すみ子)が再婚相手の勘三(藤井貢)になつかない長男啓吉(林文雄)を次第に邪険に扱い、…

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小坊やねんからもっと泣いたらええのに
ここは子供らしく我儘を突き通すべきや
林芙美子原作、八田尚之脚色、豊田四郎が監督した、東京発声映画製作所作品。気弱な泣虫小僧、母の再婚で親戚の家をたらいまわし。ようやく母のもとに帰れたと思ったら、遠くに行くことに。またたらいまわしか。

豊田四郎監督の同年「路傍の石」「綴方教室」と並ぶ、少年少女が貧しい家庭に生まれた厳しい現実と苦闘する映画の傑作の一本。母二児を抱え愛人が出入りする未亡人栗島すみ子は「夜ごとの夢」、栗島の妹主婦逢初夢…

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3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1938年製作で、林芙美子の同名短編小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,888本目
3.5
このレビューはネタバレを含みます

エリック・クラプトンの日本武道館/100回目の公演を観に行く。その前に3時間ほど時間が空いたので近くの映画館で本作を観ることにした。

エリックのコンサート。来日毎に少しどころか大いにムラがあるよう…

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4.2

親戚をたらい回しにされる少年の放浪記。

蔑ろにされても母親を慕い続ける少年の健気さに泣かされる。

自分を奮い立たせるように箱根八里を唄うラストが哀しい。 尺八のおじさんとの出会いは少年のこの…

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Gocta
-

母親の再婚相手である義理の父親との関係から、11歳の息子が母親の妹たちのところをたらい回しにされるお話。

予備知識無しで観たが、途中まで人間菅関係がよく理解できず、後半になってよく分かってからこの…

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新しい男ができて子供が邪魔になるネグレクト王道パターン。男が直接手を下さないプレッシャーの掛け方もエグい。親戚たらい回しの中、尺八先生やOL姉ちゃんの家での幸せな朝。永遠の別れなのにそれに気付けない…

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さ子
4.0
このレビューはネタバレを含みます

林芙美子さん原作と云ふことで拝見しました。

(林芙美子さんの作品は、駄目母と子供の関係と云ふものがよく題材として取られてゐるやう思ひます。
「駄目な母親だけれど愛しい」と云ふ子供の心を、林さん自身…

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