登場人物たちの会話から精神性にいたるまで、とってもハイコンテクスト。戦前の時代劇にしかない見所たっぷり。(差別的とかそういう意味ではなくて)
そして赤穂事件前夜という作品のバックグラウンドを省略した…
阪東妻三郎(赤垣源蔵)
香川良介(塩山伊左衛門)
原健作(坂谷武四郎)
市川百々之助(神崎与五郎)
市川小文治(鳥井利右衛門)
志村喬(坂谷城左衛門)
磯川勝彦(老僕常平)
尾上桃華(いかけ屋釜六)…
講談の赤穂浪士物をベースにしたという感じの小品。70分ちょっとと尺も短いが、よくまとまってる。四十七士の逸話の中でも有名なものなので、忠臣蔵に興味を持った人には良い作品だろうと思う。阪妻の佇まいはや…
>>続きを読む阪妻の演技力が爆発。
コンパクトな尺ながらとても良く出来ている。
飲んだくれの浪人と周囲から疎まれているが、実は主君の仇討ちに向けて時が熟すのを待っている赤垣源蔵。
仇討ちを果たした末には自決する覚…
忠臣蔵スピンオフ。日本人にはあまりに有名な忠臣蔵ゆえ前説明も要らないが、人から失望される飲んだくれをただ見続けるだけの映画が成り立つとは。日本人、忠臣蔵のこの手の美談が大好きだが、外国人が見たら少し…
>>続きを読む戦時中にも輝く阪妻。中山安兵衛、大石内蔵助を演じた阪妻が演じた第三の忠臣蔵。
史実の赤埴源蔵は下戸、兄はいなかった(弟と妹)が、講談の世界で大酒呑みの赤垣源蔵になった。
堀部安兵衛と並ぶ仇討ち派…