田原総一朗のルポルタージュに近い原作を改変して制作されたらしい。
不可解な心中事件と原発事故の隠蔽。
フィクションにしても恐ろしい内容。
真相究明に奔走する新聞記者には圧力。ヤクザ者には暴力。…
原発の町で男女が心中。男は発電所の技師だった。女は東京でヤクザと暮らしていた。接点のないはずの2人がなぜ心中したのか。ヤクザが見た、原発の町の秘密とは。
1978年公開。スリーマイル島の事故や、映…
やたら胸をはだけて登場するヤクザ者の男が、心中で死んだとされる女の死の真相を探るうちに隠蔽された原発事故の巨大な闇にぶち当たる。
100年後には、こういう話は村の禁忌に触れた人物が恐ろしい目にあう…
「原発がある平穏な生活」のためなら殺しでも何でもやるという矛盾。「恩恵を受けてるから反対しない」という間違った価値観が蔓延していることがよく分かる。しかし反対でも推進でも、原田芳雄に抱かれたいのだな…
>>続きを読むある心中事件と原子力問題に潜む繋がりと闇。原作の小説を書くにあたって田原総一朗が取材をしているので原子力問題についてかなり攻め込んだ内容となっている。が、しかし、山口小夜子の美しさに惚れ惚れとしてし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
原発がある町の利権を取り上げたお話。原子力開発の闇があるんだなぁと思わせるストーリー。
ゲリラ撮影したような部分(カメラマンが守衛に叱られてる)から、ド田舎なのになぜか存在する山口小夜子さんの妖艶…
サブタイトルから想像して純愛ものかと思ったら、違った。
芳雄ちゃんのブレスオブザワイルドが存分に発揮されている。
素肌にジャケットを着こなすのは当たり前。
滴り落ちる汗、モジャモジャヘヤーに極太揉み…
このレビューはネタバレを含みます
結局最後まで真実が明らかにされなくて、消化不良の感がある。しかし、坂田は殺され、野上も追求を止めたということは、原発内での事故はあったのだろう。
1978年公開作品で、ここまで原発の問題を描いている…