良い!最後、泣いてしまった。
80分の短い尺の中に、ギュッと凝縮して濃い内容が詰まった恋愛映画になっている。
ムダの無い筋肉質作品。こういう感じ、「スリ」ってフランス映画でも思ったなあ。
ストイック…
この作品が発表された翌年に名画「髪結いの亭主」が発表されていて、それぞれに同じ深みと切なさを感じました。
髪結いの亭主と同じく、
ラストが切なすぎて、後味が変に残る作品だけれどその分印象に強く残り…
仕立て屋のイールは高層アパートに住んでいるが、なぜか住人たちから嫌われていた
近所で若い女性の殺人事件が起こり、刑事は念のためイールを聴取する
イールは秘かに恋をしていて、その相手は向かいに住む…
男からすべてを奪う女と、男にすべてを与える女。
パトリス・ルコントが『仕立て屋の恋』(1989年)と『髪結いの亭主』(1990年)の2作品で描いたものは、いずれも男にとっての究極的な理想像だったよ…
切ない話ですが、あのままおとなしく拘束されてても、ロッカーから真犯人は明らかにされるし、共犯の女の主張もやりようによっては覆せるのですが
彼はわざと逃げて死ぬことを選びました
全てに絶望しての自殺な…