あのハトの怖え短編を作った人の長編と聞いて。
セリフなしで十分伝わる表現力と、時に軽やかで時にシニカルな作画は流石、期待を裏切らない。
ウサギが野に放たれて背中越しでも、え?マジ?みたいな顔して…
このレビューはネタバレを含みます
タチシェフの行う奇術はアニメーションならではの鮮やかさで本当に魔術にしか見えないのが素晴らしく、それも含めた喜劇的な振る舞いは時の流れに置いてかれてしまう寂しさ。『ぼくの伯父さん』が上映されている…
>>続きを読む大好きな人に作ってもらった味噌汁くらい心に沁みた。
時代の変化に追いつけない、一芸を磨いてきたが故にそれしかできないアーティストたちの人生をポップかつリアルに描いた作品。
ラストシーンの街の灯り…
ベルヴィルランデブーが素晴らしかったのでこちらも鑑賞。
この作品も素晴らしかった。
ベルヴィルランデブー同様にシュールなお笑いはありつつも、少し大人向けな出会いと別れの物語。
自分は魔法使いではない…
時代の変化と喜劇の安定
手品師と少女の交流をアニメーションで描くオリジナル脚本はフランスの喜劇王ジャック・タチ。そして主人公の動作を見ただけでも「彼はタチだ!」と思わせてくるほどジャック・タチ…
綺麗でテンポのいいアニメーションに魅入ってしまいあっという間だった。セリフは少ないものの、ところどころに散りばめられたユーモアでクスリとできたり、温かいシーンにジンときたりしたけど、意外とシビアなス…
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