地獄花の作品情報・感想・評価

『地獄花』に投稿された感想・評価

伊藤大輔、スランプ期の作品。本作の後の「弁天小僧」から調子を取り戻す。本作は大映ビスタビジョンの第1作。しかしカメラの調子が悪く、撮り切れないまま公開するハメに。赤子をめぐり、殺そうとするが、人間性…

>>続きを読む
大雨が降りしきる中、犯された男の子どもを産むことを京マチ子が決意する長回しのシーンが良かった。ラストの湖上で船が蝟集するシーンも良かったかな。

なにかとひどい目に遭いがちな京マチ子が特に壮絶な葛藤をする映画だったと思う。前半と後半の表情の変化、男を返り討ちにしたときに振り返った時の顔の怖さと言ったら。自分のことをちゃんと自分で決められるヒロ…

>>続きを読む
ニシ
-

京マチ子が村を追い出され、鶴田浩二さんに介抱されて色々と胸の中を打ち明け出産することを決意した直後、棒にぶら下がったシーンに急に切り替わりゆっくりと着地して、じーっとこちらを遠くから見つめるシーン良…

>>続きを読む
湖土
-
麿!
面白い
美しい!
お馬さんの耳がカワイイ
ステ姫かわいい

三文豪映画祭
4.5
このレビューはネタバレを含みます

これがビスタなのですね!
ストーリーはずっと地獄。改心したら良いってもんじゃないけれど、地獄のまま終わらなくてホッとした。鶴田浩二さんがいてくれて良かったね…

追記させてください。よく考えたら色々…

>>続きを読む
大映ビスタビジョン作品。大画面を意識した広角レンズを多様。ストーリーは現在ではセクハラアウト。美術は素晴らしい。
3.5

平安末期の賊の頭領の女ステ(京マチ子)
男の欲望に振り回され、心も身体も憔悴する
頭領に操を立てたと誉れを受けるが、実は手篭めに遭い身篭っていた、腹の子が自分の子ではないと知ると捨てられ、 子を産ん…

>>続きを読む
アノ
3.8
伊藤大輔は自分が監督だとやけに奇形じみたシナリオにするな…。
前半の鶴田浩二の影の薄さと来たら。
京マチ子が山村聡にレイプされるシーンの寄りに寄ったカメラが抜群の焦燥感を生み出している。

あなたにおすすめの記事