メリィ・ウィドウの作品情報・感想・評価

「メリィ・ウィドウ」に投稿された感想・評価

お洒落で楽しいエルンスト・ルビッチ監督の傑作映画であった。

平和で戦争の無い「とある小国」に一人の未亡人(ジャネット・マクドナルド)が居た。黒づくめで顔はヴェールで覆われており、良く見えない。
そんな未亡人が馬車に乗る姿を見たプレイボーイの大尉(モーリス・シュバリエ)が未亡人の屋敷の塀を乗り越えて会いに行くが、顔は見せてもらえない。このあたりが、ルビッチ上手いところ。

歌って踊って、粋な会話も楽しめて、と素晴らしい場面の連続。
大勢の男女が一斉に踊るシーン、女性ばかりが交錯して踊るシーンなど見事。

本当に観ていて楽しい。
エルンスト・ルビッチ監督の傑作のひとつ。
国の52%の資産を担っている富豪の未亡人が国外に行ってしまうのを免れるために、政府はイケメンに誘惑させることを目論むが…。モーリスシュバリエの笑顔が魅力的!狭い空間の中でのヴェニーズワルツを大人数で踊るシーンの美しさは圧巻。『天使』の時と同じように、ラストでは本人たち以外の取り巻きの人たちの会話と音だけで全てが描き切られているのがすごい。メリイウィドウワルツが素敵。
tsukushi

tsukushiの感想・評価

3.5
喜歌劇
原作はオペラ

ミュージカルコメディ
クスッと笑えるし歌は綺麗。

モノクロでも華やかさが伝わる。
パリの当時の雰囲気を感じ取れた!
たまに昔の映画を見るのも良いね👍
kyon

kyonの感想・評価

3.5
1885年、ある小国の王の娘ソニアは前年に夫を亡くし、未亡人に。
そんな彼女に稀有なプレイボーイである騎士団隊長のダニロが口説きに来る。
ダニロを拒絶したソニアだが、ダニロを忘れられず、喪に服すことをやめ、彼を忘れるためパリへ。

しかしパリでは王の娘との結婚を狙う男たちで溢れ、ソニアの国側も財政上の問題から彼女の国際結婚を阻止するため1度拒絶されたことを知らないがゆえにダニロを派遣する。


これ、いつものルビッチワールド全開って感じしないなぁ、と思っていたらもとはオペレッタとか。
その分優雅で豪華な映像と歌が聞けるから良いんだけど、たまらなかったのは、ソニアがはじめ喪に服してるから黒い服ばっか着ていて、周りのものも全て黒、黒、黒!って感じなんだけど、そんなのやめたわっ!ってぱって白に変わって歌を歌い出すシーン。

女優と演出と衣装があわさった場面だなぁって観ていて目が幸せだった。笑

衣装はエイドリアン。
黒の衣装がとっても綺麗だった。
ソニアがパリで着るドレスはおそらく他の女性たちとの階級、というか財産の差などをつけようとしたのか、すっごい派手!笑
これが良いかと言われれば当時の時代には合ってるけど、今観るならやっぱり黒いドレスの方が良いな笑
ルビッチでミュージカル。超絶ヤリチンチャラ男が金持ちの未亡人をすけこます多幸感に溢れた映画。

未亡人の退屈な毎日を動くカレンダーで表現したり、浮気をサイズの違うベルトで表したり、相変わらず上手いのだが、演出先行してる感じがイマイチ好きになれない。
王子

王子の感想・評価

3.0
シュヴァリエが羨ましすぎる。スクリーンに漂う華やかさと色気、そして愉しさ。個人的にはルビッチの小洒落たユーモアがイマイチわからないのだが、それでもなんだかんだ楽しめてしまうね。
nisui

nisuiの感想・評価

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名作オペレッタの映画化なんだけど私の知ってるそれじゃなかった。使用曲と主人公の名前が同じだけってくらいまるで別物。
カミーユもヴィランシエンヌも出てこないし女・女・女のマーチも扇も東屋もないのにメリィ・ウィドウと言われても。
別物として見ればそれなりに楽しめるんだろうけど、そのものを期待してたから楽しめないよー。
作品とは全然関係ないけど、字幕の切り替えが早すぎたり中途半端に出てこなかったりでイライラ。こんな雑なDVD見たことない。
それはそれとして白黒とはいえ映像美には驚きしかありませんでした。映画って80年前ですでにこんなに洗練されてたんだあ。
oekoju

oekojuの感想・評価

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モテモテ軍人と小国の資産の半分以上を所有する超金持ちの未亡人のラブコメ。
恋は任務だったり本音だったり。だましだまされ落ちていく。
とにかくこの男国内外はおろか牢屋の中でもモテまくる。っていうかめちゃくちゃ攻める。原動力は自信と余裕。
女性ならのべつまくなし優しいけれど未亡人にだけは怒ったりして調子が狂っちゃう。
テンポのいい展開に華やかなダンスの波状攻撃も楽しい。
なだれ式に駆け込むラストはめっちゃ笑った。
だくろ

だくろの感想・評価

3.7
何よりも曲が好きだった。確か吹奏楽部でこれをやるってなって見た気がする。
ふわりと面白かったような。
根が単純なので、レハールの「メリィウィドーのワルツ」や
「ヴィリアの歌」が聴こえてくるだけで、
もう至福の境地に入ってしまいました。
もちろん、それはルビッチの演出があればこそですが。

こんな素晴らしい映画がスクリーンで観られるなんて!
ヴェーラさん、ありがとう!
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