センチメンタル・ロマンスの作品情報・感想・評価

センチメンタル・ロマンス1930年製作の映画)

ROMANCE SENTIMENTALE

製作国:

上映時間:20分

3.6

『センチメンタル・ロマンス』に投稿された感想・評価

モンタージュ理論もトーキーの到来によって一つの転換期を迎えていた、圧倒的な視覚効果に介入してくると思われる"音"は付随要素どころか邪魔者にすらなりかねないのだが、それを本作で見事に飽和してみせたエイ…

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mikan

mikanの感想・評価

3.6
これ本当にエイゼンシュテイン作品?って思ったらどうやらエイゼンシュテイン は名前を貸しただけでほぼグレゴリー・アレクサンドロフの作品のよう。
めっちゃロマンチック……。
EnCeTempLa

EnCeTempLaの感想・評価

5.0
ショートフィルムながら素晴らしい映画。詩的でファンタジーが溢れている。凄い力量を感じる。

最古のMVの一本。トーキー導入期を迎え、欧米の事情を視察するため国外に出たエイゼンシュテイン監督とアレクサンドロフアレクサンドロフ監督タッグが、フランスで初めて手がけたトーキー短編。女性歌手マーラ・…

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倒壊する木々。シンとした水面。枯れた枝。燃え立つ炎。感情の起伏を映像で説明。インサートが多く少し退屈ではあるが、詩の原液のような美しい映画。
確か某K師の授業で冒頭のモンタージュを見たことを思い出して再見。中盤で『影の列車』を思い出す。ほんの一瞬。
Lalka

Lalkaの感想・評価

3.0

『戦艦ポチョムキン』Blu-ray特典。冒頭の自然を映した激しいモンタージュが落ち着き、演奏が始まるまで9分。演奏が始まると感傷・情熱・幸福でも表すような音楽に合わせたモンタージュとなる。なぜか後半…

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単なる風景の繋ぎ合わせよりも、しっかり照明の当てられた女優を写したカットの方が良い。

ところでキューブリックはこの映画を確実に観てるね。

このレビューはネタバレを含みます

歌手のMVだが抽象的な映像の洪水でシュール。

だがこのワケわかんないけど観ちゃう感じはリンチや清順、レフンのやり方に近いと思う。

深夜に一人で観るには丁度良さそう。

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