知ってはいたけどフラハティはトーキー以降もその天才ぶりは変わらないと改めて感嘆させられた。
自然と文明の対比を描いたこの作品だが、余計な説明を省き舟やそれが起こす波の違い等で象徴的に見せているのが…
ワニ/野鳥/アライグマと少年が切り返され視線による交流が紡がれていく冒頭から、屋外に吊るされた剥製のショットに繋がれることで残酷な大人たちと対比される。
美しい湖に浮かぶゴミ、巨大な鉄塔から湧き出る…
「極北のナヌーク」(1922)などセミ・ドキュメンタリー映画で有名なフラハティ監督が晩年に手掛けた劇映画。石油会社のPRとして制作。
ルイジアナの広大な湿地に両親と住む少年アレクサンダー。自然と野…
物語は、ルイジアナ州の湿地帯に住む少年と彼の家族が、石油掘削隊との交流を通じて経験する出来事を描いている。少年は、自然豊かな環境でアライグマを飼いながら暮らしていたが、石油会社が掘削を始めることで彼…
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