1984年の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は国家に忠誠を誓っていた。ある日彼は、反体制の疑いのある劇作家ドライマン(セバスチャン・コッホ)とその同…
>>続きを読む社会主義体制下での監視の徹底ぶりは恐怖でしかない。反体制派の監視役としてこれまでずっと職務を忠実にこなしてきた大尉はその恐怖の象徴にも見えた。
が、その大尉が何故今回急に宗旨変えしたのかが分からな…
あともう少し経てば........
という未来は誰にも分からないから
人間は今を生きるしかない
昨日まで絶対的力を持っていた
権力者たちも、それに付き従う部員たちも
もう必要ないですよー散ってくだ…
善と悪の邂逅
盗聴人視点から盗聴人を盗聴する視点へ没入していく感覚。
絶対的な権力下に置かれても人間には奪えない感性や芸術性がある。
そして、それを影で支える人がいる。
人は人に心動かされる…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion