怒涛の会話劇
小さな嘘がやがて大きな渦となって人間の醜さが露出し始める。というアスガーファルハディ真骨頂の人間ドラマであるがサスペンスの要素も含んでるので会話だけでぐいぐい真実に迫っていく描写はさ…
誰も悪くはないのに全員一発ずつ殴りたくなるような衝動とサスペンス風味の緊張感でわたしの方が鎮静剤欲しいくらいだった。人が境地に陥った時の人間のちっぽけさを抉ってこねくり回す意地悪さ、この監督さんほ…
【観客をミスリードしているところが・・・】
イスラム圏の映画は日ごろあまり見る機会がないので、興味津々だったのですが、期待が完全に満たされたかというと、うーん、どうかなといったところでしょう。
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アスガー・ファルハディ、静かな水面にわざわざ石を投げ込んで波紋を立てるような映画ばかり撮っている。饒舌すぎる物語が「映画」の素晴らしさとイコールかどうかは、かなり疑問。役者に芝居を叩き込む姿勢ふくめ…
>>続きを読むこの監督4本目の鑑賞作品
「別離」
「ある過去の行方」
「セールスマン」
そして今作
「彼女が消えた浜辺」
対話型の作品だけどどれも引き込まれる。
ちょっとの嘘や、違和感を見過せずに
相手にぶ…
大大大傑作
アスガーの作品で1番か2番にすきかもしれない
家族ぐるみで仲良し友人たちのバカンス中、1人の女性が行方不明になったことから巻き起こるサスペンス
事件そのものより、人間的な部分、謎が謎を呼…
アッバス・キアロスタミ亡き後イランの映画界をけん引しているアスガー・ファルハディが、世界的な名声を獲得した最初の作品。起こった事といえば物語の冒頭とラストで語られる「旅先で女性が1人行方知れずになっ…
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