昨年、バルセロナを訪問し、今年、その余韻がまだ残っている中、本作を鑑賞。
約40年前のバルセロナはさほど混んでなく、アジア系の人は全くおらず、とてものんびりとした雰囲気だった。オーバーツーリズム…
アントニ・ガウディ(1852〜1926)は、スペインの建築家で、サグラダ・ファミリアの御方である。その教会は1882年に着工し、2026年の完成予定はどうも怪しいらしい。
☆しばし映画から離れて…
良い。
ガウディーの建築を細部から見つめ直すという稀有な体験を、しかも瀬川順一という天才カメラマンの画で体験できた至高の70分だった。
被写体に流れる時間を捉えようとする試みは、まるでアンゲロプ…
バルセロナの道路は碁盤の目状になっている、だからガウディ建築は遠くから見ても異様な存在感を放っている。
海が近いとか、塩の匂いがするとか、街の人が親切で活気があるとか、そういう思い出がブワッと蘇っ…
バルセロナに旅行に行ったとき、ガウディの作品がいたるところにあってこんなところで生活したらきっと毎日明るく過ごせるだろうな、とのんびりと歩き回っていた。武満徹の神秘的な雰囲気を醸す音楽との組み合わ…
>>続きを読むカメラワークと武満徹の音楽で不穏でシュールなドキュメンタリーになっている
ダリに可食的な建築と絶賛されたガウディに、日本を代表するシュルレアリスト映画監督である勅使河原が惹かれたのは必然なのかもし…