パイプを片手でいじりながら...
「ま、ダイタイやね、バッファローの大群がいてまえ的に暴走する西部劇映画か?思っとったわけやね」
観る前は竹村健一流に言うとこんな感じでした。
まさかの法廷劇。殺…
描かれているのは無垢な正義であり、気高いヒューマニズムであり、純粋な悪である。神話的ともいえる元型的物語は時代を超えて人の心をうつ。
悪の比喩としての原住民がおり、虐げられる者の比喩としての黒人がい…
西部劇なのに法廷もの。
と聞き、興味が湧いたので
観てみました!
なるほど原住民との対決は
西部劇らしさを残しつつ、
事件の解決までは
法廷ものの形を取っていて
今までにない感じの映画でした。
…
ジョン・フォードの中では晩年の作品。
今の目線で見ちゃうと、先住民の扱いとかどうなのよっていうのは御多分に漏れずあるんだけど、1960年、公民権運動の最中にあって西部劇でもBLM(そんな表現はもちろ…
黒人に対しては人種差別に対する平等な眼差しがあるのに、多くの古い西部劇がそうであるように、アメリカ先住民の描かれ方は残虐で傍若無人なキチガイ集団みたいな扱いで、はなから悪者前提。そこの違和感は拭えな…
>>続きを読む個人的に西部劇はあまり興味がないので今まで観たことがなかったけれど、この作品は西部劇というより法廷劇ということで鑑賞。
シリアスなシーンもありつつ、裁判中に水と称してウイスキー飲んだり、休憩でポー…
初見。
J・フォード監督の西部法廷劇。裁判官や裁判員は皆白人の中で黒人の被告を弁護する白人。完全アウェイでどう証明を示し無実にするか攻防が見もの。
人種差別が根底にあることで裁判の始めから歪…