ケン・ラッセル監督とD.H.ロレンス原作の組み合わせで、旧弊に我慢できない少女アーシュラの成長物語。
母親のアンナに反発、父親のウィルや叔父さんのヘンリー、そして先進的な女性教師ウィニフレッに憧れる…
幼きころ虹を見ては走り出すような、いたって平凡な女の子がおとなになり個人の尊厳を求め積極的に行動していく。性別にかかわらず自由に恋愛し、女性だからと満足に働かせてもらえない環境に憤り、結婚で自らの可…
>>続きを読む現代的で自由奔放な女性をケン・ラッセルが描くとモラルから数歩分はみ出してしまう。性と宗教と家族と戦争、それを包括する時代が彼女を悩ませつつ、虹を掴みに家を飛び出すロマンチシズム。変だしズレてるけど魅…
>>続きを読む私はD.H.ローレンスの本は読んだ事がないのですが、
この映画も原作通りなのでしょうか?
主人公のアーシュラは、当時の女性にしては、かなり天真爛漫、自由奔放です。
最近の女性の考え方と比べても大差…
掘出し物!と叫びたくなる変映画。しかしテーマは深い。「国がなくなっても私は私だ!」裸多めでもブレる事なく個人の自立自由を訴える。女性蔑視が極まってた時代に唯我独尊爆走暴走。主人公の赤毛のアン的な魅力…
>>続きを読む虹を掴みたい
ビクトリア朝時代の閉鎖的な田舎の家に生まれながら、自立を求めて生きる少女の成長をケン・ラッセル監督が描いた作品
監督の他作品の様な強いインパクトは無く、穏やかでドリーミーな映像が心…
時間経過の描写が雑過ぎて草。
ヴィクトリア朝時代の進んだキャラクターたちがよかったけど、徹底して’虹’をつかむような話。
流石ケンラッセル、真面目にやっても絶対妙なことになってる。妙すぎて夢にも出た…
幼い頃に、アーシュラは虹に向かって走っていた。彼女は空に掛かる虹をつかめると信じていた。
古い固定観念を否定するような(原作の時代背景を鑑みるとかなり前進的な)、自立した、自由奔放な女性像が瑞々…