日本初公開時(1987年10月4日)、銀座文化1で鑑賞。(前売券1200円)
映画内容や出演者の事前情報なく、ケン・ラッセル監督作品ということで観に行った。
ある彫刻家の一生を描いた映画だった。…
台詞がすごく良い。
中盤はケン・ラッセルっぽさ全開の大味人物解釈が織りなすトンチキシーンを炸裂しつつ、終盤に伝記映画として堅実に着地させてくる妙技が面白すぎる。
元気いっぱいのゴーティエ憎らし可愛い…
序盤から中盤にかけてはケンラッセルにしては真面目に作られている。スコット・アントニーが彫刻に登って叫ぶのは最高。スコット・アントニーが惚れる年上女性(ドロシー・テューティン)の絶妙な「拗らせ感」も素…
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