表紙の叫ぶ女性は、主人公ではない。
ヒッチコックは「裏窓(1954)」からカラーで撮ってるのに、この作品だけモノクロなのは、予算の都合もあっただろうが、残虐な殺戮シーンをいかにエレガントに撮るか、…
圧倒的にゾクゾクした。
家庭環境や母親の影響で歪んだ性格、そしてその母親の人格を自らに取り込むという狂気、完全に自分自身と離別した状態で微笑むラストシーン…
とにかくノーマン・ベイツのサイコパス像…
ヒッチコックと言う名前は知っていたが見よう、見よう思って見てなかった為今回シャワーシーンが有名という事だけ知ってるこの映画を見てみる事にした。
序盤の展開が遅い事が難ありだがそこを超えてしまえば面…
何十年ぶりかに再見。今観ても本作の張り詰めた緊張感は圧巻。
主役が早々に退場するという展開は今なお革新的だが、丘の上に立つベイツ邸の“生き物”のような存在感がとにかく印象に残る。
ストーリーの完…
