1.はじめに:アスガー・ファルハディ監督との相性
❶1972年イラン生れで、10代から映画作りに親しんできた、アスガー・ファルハディには、本作を含め9本の長編監督作品がある。
❷ほぼ2年に1本の安…
復讐劇までの段階はハラハラしながら、心の底から搔き立てる熱いモノがあったが、侵攻に対する説得の段階ではこうなるだろうな、と少し前から予想が出来た途端、なにかが冷めてしまいました。
やはり偉大な母の想…
原作を読んだ流れで鑑賞。
面白味がない画で現代設定の良さが活かしきれてないような気がしたけど、原作そのままの台詞が聴けて嬉しかったしその殺風景だからこそシェイクスピアの言葉が冴えたのかもしれない。
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政治的駆け引きとか扇動とかを楽しむ映画。
主人公の融通のきかなさ、扇動される民衆にやきもきさせられる。
シェイクスピアの話であることとか、戦争アクションがメインではないということとか、承知したうえだ…
ローマにヴォルサイ人が侵攻って、そんな歴史はあったっけ?と調べたら、シェイクスピアの悲劇「コリオレイナス」を現代に置き換えて、映画化した作品とのこと。レイフ・ファインズ初監督作品と知り、急に真剣モー…
>>続きを読むドンパチ、ナイフバトル、舌戦でシェイクスピア劇を彩ったレイフ・ファインズの冒険的初監督作品。
役者陣の熱演(とレイフ・ファインズの頭)が光る。
ラストのジェラルド・バトラーの台詞とは正反対の表情…