渡辺淳一の原作を田中陽造が脚色、池広一夫が監督した。京都の老舗料亭。女将(京マチ子)と三姉妹(松坂、池上、和由布子)の生き方を描く。松坂は、双子の姉を自殺に追いやった伊丹十三と出会う。復讐を誓う。彼…
>>続きを読む市川崑『細雪』を意識して作られたの明らか。京都の老舗料亭。母に京マチ子、娘に松坂慶子、池上季実子、和由布子の三姉妹だが、実は四姉妹というのが物語を貫くミソ。80年代に入ってからの松坂慶子絶好調の色香…
>>続きを読む美術ブローカー伊丹十三の行きつけはセロリ生けたのり平の店、築地のユニコン。網代編み?ちょっとしたケースをクラッチバッグのように使って洒落者としての格の違いを見せつける。今や落ちぶれて…と言いつつも置…
>>続きを読む渡辺淳一といえば桜、桜とひとの命と宿命問答。東宝作品とは違って、さすが松竹は家族ドラマとして上品に仕上げてくる。まずは松坂慶子の超絶美、このメイクはメナードかカネボウどっち?って思っていたらメナード…
>>続きを読むベテランスタッフの仕事が見事で、女優陣はきれいだし、京都の老舗料亭の居間が昼も薄暗いのが良い感じ。柄本明もいい味を出している。
しかし、ストーリー展開はまじめに見るのがやや難しい。松坂慶子の双子の…
1984年5月9日、丸の内ピカデリーでの完成披露試写会で鑑賞。
試写会場の入口で、松坂慶子・池上季実子・和由布子の和服姿でのお出迎えをいただき、感激した。
…と思いつつ、映画を観てみると、三人姉…