忠臣蔵外伝 四谷怪談の作品情報・感想・評価

「忠臣蔵外伝 四谷怪談」に投稿された感想・評価

じゅんP

じゅんPの感想・評価

4.2
懲りずに深作忠臣蔵。めちゃくちゃおもしれー!

ハイパーバトルサイボーグ、ジェロム・レ・バンナの入場曲に始まり、ジェロム・レ・バンナの入場曲に終わる超絶お巫山戯。津川雅彦と渡瀬恒彦だけは真面目に忠臣蔵してたけど、あとはやりたい放題だ!

今だったらこれ、日テレが開局◯周年作品とかを園子温あたりに自由に撮らせて、それが日本アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞独占!みたいなことでしょ?なんていい時代!令和の浮かれたノリでやってくんねーかな。

六平直政、荻野目慶子、石橋蓮司、渡辺えりらの怪演を寄せ付けないほど、圧倒的な高岡早紀の破壊力。

つうこんの いちげき!!
じゅんPは しんでしまった!
うらめしや~👻

ヒュ~、ピロピロピロ~。
べべん、べべべん、べべん、べん、べべん!

昔の映画は、高確率でお色気シーンがあるので最高だ。
チラリ、ポロリ、なんでもありよ。
今は、規制やら何やらで、チラリもポロリも見えなくなってしまった。
どうなってんだいっ!

ただ、自分は、表向き、"映画にそういうシーンは必要ない"派だけど、あったらあったで嬉しいので複雑な気分。
それでも、声を大にして言いたい。

映画にラブシーンもエロシーンも必要ないっ!

さて、今作、高岡早紀さんが、すっばらしい!
もう、大きな大きな・・・。これ以上は言えないけど、すっばらしい!
これには、大谷翔平のサイクルヒットにイチャモンつけてたあの人も"あっぱれ"だろう。
色気が凄すぎるし、何よりエロ美しい。
もう、画面にうっとり。とろけちゃいそう。

深作監督の作品は、バトルロワイアルもそうだったけど、OPにクラシックを使用している。
カルミナ・ブラーナの"おお運命の女神よ"。
(最近、某アニメ第5部の影響で"エニグマ"にハマってるためテンションがめちゃくちゃあがった。)
この映画のOP、ワクワク感が半端ない。

そんな本作、忠臣蔵と四谷怪談が合体したような作品。
自分は、忠臣蔵は、まったく知らないけど、四谷怪談は、"東海道四谷怪談"という"どえりゃーすっげー映画"を観たので良く知っている。

前半が忠臣蔵、中盤が四谷怪談、終盤にこの二つが合体する。

今作の見どころは、何といっても"お岩さん"。
ただ、今作の"お岩さん"には、あまり感情移入できなかった。
どろどろ感やジメジメ感もあんまりなくて、かなり綺麗に描かれている。
綺麗すぎるような気がして、あんまりハマらなかったけど、終盤の屋敷内が猛吹雪になるシーンは圧巻。

多分、巨大扇風機みたいなのを使って撮影してるんだろうけど、本当に吹雪の中で撮影してるんじゃないかと思うほど凄すぎた!

そして、お岩さんが、やりすぎっ。
何故か、本作のお岩さんは、手から吹雪を出す事が出来る。
まるで、X-MENみたいだ。

最後に肝心のさなださんについて。
エンドゲームよりも出番が少なくてガッカリ。
冒頭に少しだけ登場するけど、貴重な切腹シーンが見れるので見逃せない作品。

AmazonPrimeビデオ
いとそ

いとその感想・評価

3.5
赤穂城断絶ではやりたいことをやれなかったので、今度はエロとグロに突っ走った忠臣蔵という感じか。主人公の伊右衛門は討ち入りに加わることもできず、愛した女も裏切るとにかく酷い男なのだが、そこに対する哀れみの眼差しみたいなのはさすが深作だなあ…という。
かな

かなの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

国立映画アーカイブの深作欣二監督の特集で観てきた。

怖い映画は苦手だけど怪談を聞いたり読んだりは好きなので思い切って。
そしたら全然怖い映画じゃなかった。
途中途中雑に繰り広げられる展開にそうなっちゃいます?笑 と心の中でつっこんでしまった。

佐藤浩市さんの若い頃っていい意味でいやらしくてよかった。
正直お岩役の高岡早紀さんのおっぱいは綺麗でエッチでびっくり!
お岩役としてはこんな風に少し頭が弱いっぽい設定は珍しいのかな?
お梅演じる荻野目慶子さんはおばさんが姫の衣装を着るだけでも狂気じみるのに見事に最後まであのテンションを保っていて凄いと思った
マサル

マサルの感想・評価

4.0
深作欣二特集@国立映画アーカイブ。
深作得意のアクション群像劇、あれよあれよと話が進む。公開時も大満足だったけど、今見ても面白さは変わらない。忠臣蔵と四谷怪談という明暗のお芝居がお互いを引き立てる。佐藤浩市も高岡早紀も色気充分で素敵だ。
音楽はカルミナブラーナの起用が有名だけど、マーラー「巨人」も伊右衛門とお岩の出会いと終盤と2度使われていて、運命に抗えない人間の悲哀を歌っているようだ。
Wu

Wuの感想・評価

3.5
話は別におもしろくないけど、高岡早紀の美しさと荻野目慶子らの怪演が見る価値あり。初めの小澤征爾指揮のカルミナブラーナがめっちゃカッコいいし、途中のマーラーの1番も意外な感じでいい。
冒頭のカルミナブラーナ(by小澤征爾×ベルリンフィル)だけ聴こうと思ったら最後まで観てしまった・・・
子供の時は高岡早紀のヌードの記憶しか無かったけど、荻野目慶子一家がこんな面白かったとは・・・佐藤浩市もセクシー。血が詰まって刀が抜けなくなるエピソードが深作らしくて好き。


演出0.8
人間0.9
構成0.8
驚き0.8
趣味0.8


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象
クワン

クワンの感想・評価

3.4
四谷怪談と忠臣蔵。これを合わせるなんて深作欣二監督の破れたケレン味があってこそ。忠義の心の美しさを説いた“忠臣蔵”と、堕ちていく男の恐怖を描いた“四谷怪談”、光と影が濃厚に混じり合う。佐藤浩市さんが若く荒々しい。しかし、この作品は天性の魔性の女、高岡早紀さんの豊満なヌードに全てが掻き消されていく。演技というのか艶技というのか、彼女も日本アカデミー賞主演女優賞受賞、7部門受賞と席巻した。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

2.4
「忠臣蔵外伝 四谷怪談」
1994/10/22公開 日本作品 2019-019
日本アカデミー賞最優秀作品賞
再鑑賞シリーズ
1995年第18回 日本アカデミー賞最優秀作品賞

え!!まあ、先ずは一般的な評論から。。
深作監督は1978年に歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』が昼の部、『東海道四谷怪談』が夜の部で伊右衛門が赤穂浪士であるという繋がりのある設定を活かして映画化したそうです。
「四谷怪談」のオリジナルの毒はそのまま受け継ぎ、深作監督お得意のアクションやエロスなど現代的な要素が加えたのが本作です。
本作は、当時、スリリングな展開、高い文芸性、独自の歴史観、ハードなロマンティシズムを兼ね備えた物語と、出演俳優たちの演技が高く評価され、日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞などの各賞を総なめしました。
と。。。
普段は甘口な私のレビューですが、本作は観終わった後にこれが日本アカデミー作品賞??というのが素直な感想です。
心に残ったのは高岡早紀の無垢と妖艶さのギャップの演技と荻野目慶子の目つきのヤバさ、表情の気色悪さ、行動の不可解さの演技だけ。。。
松竹誕生100周年記念作品ということもあるので、松竹への敬意を含めた受賞のようにしか思えませんよね。。。

鶴屋南北原作の怪談「東海道四谷怪談」を、原点に帰って忠臣蔵の物語と融合させ、元赤穂藩侍の民谷伊右衛門と湯女・お岩との恋愛劇の中に四十七士の吉良邸討ち入りのドラマを織り込んだ時代劇。監督は深作欣二。脚本は深作と古求の共同、撮影は石原興が担当。出演は、佐藤浩市、高岡早紀、荻野目慶子、渡辺えり子、津川雅彦など。松竹誕生100周年記念作品で、複数の映画賞を受賞した。 94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第2位、同読者選出日本映画ベストテン第2位。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.3
思っていたより面白かった!!中盤までは…。キャストもなかなか豪華。怪談の主役はお岩(高岡早紀)だが、荻野目慶子、渡辺えり子、大杉漣の妖怪っぷりに釘付けになってしまう。とりわけ、口が聞けない病んだお梅(荻野目慶子)の狂気がヤバい(勿論良い意味で)!!この一家を見れただけでも観て良かった(笑)後半の討ち入りからは、正直微妙…雪女かと思った。頭からのオルフ『カルミナブラーナ』もカッコ良し、高岡早紀も綺麗で良し!佐藤浩市の少年期を演じた子は何ていう子だろう?似てて驚いた!!
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