少年の町の作品情報・感想・評価

「少年の町」に投稿された感想・評価

Ricola

Ricolaの感想・評価

4.0

スペンサー・トレイシー演じる実在の人物、フラナガン神父と彼の創立した孤児院、「少年の町」についての物語。

この作品でアカデミー賞を受賞したスペンサー・トレイシーは、オスカー像を実際の「少年の町」に寄贈したという…。

甘えん坊のピーウィーがとても可愛い!

スペンサー・トレイシーやっぱり好き…。少年たちの父親のような存在で、優しいけど時に厳しい…そして彼らに干渉しすぎずも優しく見守る。

ラストの方のシーンにはフラナガン神父と子どもたちの内なる強さに感動した。

ミッキー・ルーニーの熱演もとても印象的だった。フラナガン神父との最初の出会いのシーンが特に好き。

最初から最後まで劇中音楽も好きだった。

子どもたちの可愛さと健気さ、フラナガン神父の人格者ぶりに心があたたまり勇気がもらえる映画だった。
恵まれない少年たちを救う施設「少年の街」の創設に寄与し、実在したフラナガン神父の奮闘を描いた作品。

この当時から、恵まれない子供たちへの支援を呼びかける福祉運動は既に盛んだったのだなと...!
神父として非行少年の処刑などに立ち会う過程で、そもそものアメリカの教育現場や青少年犯罪の実情に危機を感じ、「少年の街」創設に苦心したフラナガン神父。彼の偉業は今もなお、教育史に残っています。
本作でその神父役を演じたスペンサー・トレイシーは、アカデミー主演男優賞を獲得。キャリアを通じて演じてきた幅広い役柄の中でも、本作のフラナガン役はハマり役でした!
ロビン・ウィリアムズ然り、リチャード・ドレイファス然り、ウーピー・ゴールドバーグ然り、先生役を演じられる役者さんは皆圧倒的な存在感、そして誰もが頼りたくなる包容力の持ち主が多いですが、クラシック映画の大スターの中でもトレイシーの先生感は圧倒的(笑)。こんな素敵な恩師に習ってみたいな〜とつくづく思いました。

子役たちのみずみずしい演技も素晴らしく、ホワイティー役のミッキー・ルーニーが特にハマり役。出演作品は多いですが、彼がすごく若い頃の作品というのもあって、その天才子役ぶりが分かる一本でした。ピーウィーも可愛かった〜!
ピーウィー「ほわいてぃをたすけて...」



子ども映画ではオールタイム・ベスト

ジュディー・ガーランドと並んでMGM黄金期を支えた、名子役スターのミッキー・ルーニーの熱演に感動
本当にここまで上手い子役はいないのでは無いだろうか?

30年代の作品にしては、意外にも画質が良かった
SJ

SJの感想・評価

3.0
とある神父が、ストリートチルドレンの生きる場所として、少年の街という施設を作る。

居場所のない、生活できない子供達は奪うことでしか生きる術を知らない。

ここの街(施設)では、そんな子供達に生み出すことを教えている。それはモノであり、人との関わり方もそうである。

こういった居場所作りはこれからの世の中盛んになるのではないだろうか。

このレビューはネタバレを含みます

わたしが初レビューだったのでちょこっと書いてみます。


非行な少年や、家庭に問題がある少年達を1人の心優しい神父がこのままでは貧しさで悪さを犯してしまうので預かり、始めは少人数だったけど、次第に少年達も増え、街の人達から寄付金を集めたりして神父さんが彼らだけの町を作った。

そこでは少年達で選挙をして市長を決めたり、学校で学んだり、すべて自分達で考えて生活していた。


初めは悪ガキな少年も環境や、周りの仲間達、神父さんなどと生活していくうちに心の綺麗な素晴らしい大人になって行くので、その過程が見ていて泣けてきます。


私もシンプルに心が綺麗になった!


とても心が綺麗になる話。

あまりにもいい話なので調べたら実話を元にした映画だったので、これまた凄いなと思いました。


素敵な作品でした。


続編も楽しみ!