汚れた顔の天使の作品情報・感想・評価

「汚れた顔の天使」に投稿された感想・評価

alf

alfの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

悪ガキ幼なじみの15年振りの再会。
かたやギャングで、かたや神父。
でも子どもの頃の友情と信頼感は変わらない。
マンガのサンクチュアリみたいだ。
おてんば娘はもうちょっと描いて欲しかった。

神父さんが神に誓うセリフ。
キレ者ギャングスタの真の勇気。
たまらなかった。

30年代制作。規制もあったみたいだけど、暴力的な過激さを抑えた心の熱さが伝わりました。


隠れ家でのビンタは、ガキ使のききチョコを彷彿させてくれますw
男同士の熱い友情がために、親友の悪事を暴く
「6歳の頃からの親友だ。一緒に働き、戦い、盗みもした。一度も責めたことはない。神に誓って言うが、彼のためになるなら何でもする。命を懸けてもいい。」

あの日捕まった少年と逃げ切った少年、ギャングと神父という対照的な道を歩んだ2人の熱い友情
死刑を10分後に控えたロッキーに会いに来た神父ジェリー、死にゆくロッキーに送る最後のお願い
「強いまま死んだら君は永遠に悪ガキたちの英雄だ。それじゃダメなんだ。死の際で泣き叫んでくれ、無様に命乞いしてくれ。それが勇気だ。私と君と神のみぞ知る真の勇気だ。」

美しい彼らの友情
泣いてしまいました
mie38

mie38の感想・評価

4.0
ラストはずっしり...
男の友情が心にぐぅーっときました(>_<)
ハリウッドのギャングスター映画のあり方を「裏側」から見るということ。竹を割ったような公式的映画。シンプルさが真摯さへと変化するストーリーと構図。第一次黄金期ハリウッドの力。
イシ

イシの感想・評価

-
キャグニーがただのワガママっ子に見えて、ギャングっていうかどこかのお坊ちゃんのよう。
もうちょっと大人演出できたんちゃうかなあ。

路上ボーイズ上がりは、もっと冷めてて狡猾で優しいじゃろ。
命かかってんだから。
ギャングと神父という全く反対の道を歩むこととなった
幼なじみのふたり
大人になっても変わらない友情はあるのだろうか
ラストのギャグニーの演技にしびれること間違いなし
キャグニーのワーナー復帰作のせいか、セットの豪華さやドンパチの激しさから気合いの入り方が凄い作品。

今見ると、本作やフォードの「リバティ・バランスを射った男」なんか、ありがちなストーリーだねで片付けられそうだが、個人的にこういう「泣いた赤鬼」のような男の友情物語は好きである。

歴史に“もし”はつきもので、ちょっとしたことがその後の人生がガラッと変わるきっかけだったなんてのはよくある話。

本作品も不良仲間だった二人があるきっかけで、片やギャングスター、片や神父へと違った道を歩むことになり、最後は悲しい結末をむかえる。

翌年の「彼奴は顔役だ!」(こっちも傑作)もそうだが、キャグニーの映画には浪花節のような日本人が昔から持っている感情に相通じるものがある。

義理や人情を重んじ、突っ張りながらも最後は自分の身を犠牲にする姿に当時の日本人はキャグニーに親しみやすさを感じたように思える。

最高傑作はもちろんキ○ガイぷりが凄まじい「白熱」だが、同じギャング物でもこういう作品もある幅の広さが、キャグニーの良さであると思う。
カサブランカの監督とジェームズギャグニー。演者全員が台本に忠実って感じでしたが、素晴らしかった。カーテンの小ネタが何かの伏線かと思ったけど全然だった。やっぱり、白黒映画はなんだかいいなぁ。
人非人

人非人の感想・評価

3.0
ジェームズ・キャグニーが大人になり切れなかった子供に見えた。
のん

のんの感想・評価

3.8

特典映像で、1930年代当時の映画製作事情が語られてて興味深いです。

スコセッシもイーストウッドも好きなキャグニー!
彼の代表作のひとつ。


この頃は映画製作倫理委員会がギャング映画の取り締まりを始めて、カトリック教会も映画の格付けを始めたとのこと。

そんな中製作された映画です。

が。

昨今の「こんな社会環境だからギャング化しても仕方ないよね?!」的な見方には多少違和感覚えていたので、個人的にはこういう描きかた好き。
ほんのちょっとのことで、運命が大きく変わった幼なじみ2人。
人生ってそんなものって思わせるシニカルさもあり、色んな解釈の余地があるラストも好き。
そして何より、キャグニー好き(そこw)
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