これがロシヤだ/カメラを持った男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『これがロシヤだ/カメラを持った男』に投稿された感想・評価


ジガ・ヴェルトフの『これがロシヤだ』(1929)の良質な無音コピーをネットで見つけたので、「ソビエトウェーブ」という近年のシンセ・ポップのサブジャンルと合わせて大型スクリーンで観賞した。物語のない…

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5.0
世界があって映画が成り立つのではなく、映画があって初めて世界が成り立つと言わんばかりのジガヴェルトフ。脳は明滅するばかりである。

映像への挑戦、映像の可能性。
撮るということ、撮られるということ。

観る価値のある映画。
少なくともMIPの最新作よりは面白い。

スロー・ストップモーション・早送り・手持ち・フィックス・モンター…

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映画・この神秘的なるもの、写真は動き続ける。
irvoxk
-
なんか好き
Anna
-

カットバックの多さは自然音のないサイレント独特のテンポや緊迫感を生み出すための手法なのか?トーキー、その先へとどう表現が変化していくのかは順を追ってみたい

カメラを通した景色は、人の見え方とは違う…

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さち
-
瞬きは不可能性の象徴
全てをみることはできない
reimen
4.0

なかなか観るのが難しそうな作品だったので、この機会に観に来られてよかった。 

ブランインドの開閉が瞬きに合わせて何度も切り替わったり、フィルム画像と映像との羅列など写し方全てがかっこいい。
鳥飼り…

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3.7

人間の目とカメラが映し出すものとの違いは何か。
ありとあらゆる技法(アニメーションも含む)を用いている特異なドキュメンタリー。
映画の中にカメラマンが出てくるメタ的な点もまた、他の作品とはかなり違う…

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