幕間の作品情報・感想・評価

『幕間』に投稿された感想・評価

3.7
516件のレビュー

ルネ・クレール監督『幕間』(1924)

疾走そのものが目的ー

とにかく走る、走るPOVー乗り物にフレームが依存し、モンタージュによって全く無関係の動きに連続性がうまれる。

「FIN」の幕を打ち…

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すみ
3.5
このレビューはネタバレを含みます

埼玉近代美術館にて
陽気に大砲をぶっ放すおじさんたち
重なっていく都市の風景
バレリーナのスカートの中を覗く背徳感と抗えない美しさ
集中するほど惑わされるなにか
全てが吸収されるような水面

かと思…

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kh
5.0
良すぎる!面白すぎる!もうこの作品の時点で映画のエッセンスが結実してたんじゃないか!!
美術館の映像展示は怠くてスルーするのがほとんどだが、背もたれもない硬くて狭いソファで全編夢中で見た。

ダダイズム全盛期に撮られたアバンギャルドな実験映画。時代の寵児でもあるダダイスト達がカメオ出演している。
モンタージュなど、あらゆる手法が使われており、ジガ・ヴェルトフより前にこれが作られていた事が…

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4.0
映写機ができて30年くらい経ってからのもの。映像黎明期における映像技術・アイデア集!という感じがしてワクワクする。生前のエリック・サティが観れるのもとっても嬉しい。
3.4
無声映画の演出やストップモーションなど、さまざまな技術が楽しめる。
最初から最後まではしゃぎっぱなし。
木尾
3.7
訳の分からない映画だなと思っていたが、様々な映画のテクニックを詰め込んで作っているということを聞いて納得がいった。

かなり自分の遊び心と近いものを感じた。
黒背景
この時代でも葬式を使う
スカートからおじさんの顔
FINを破って男が出てくる
tosyam
5.0
このレビューはネタバレを含みます

応援団の手拍子か江戸の祭囃子みたいなサティの音楽がいかにもダダイズム。なによりこの即興性にみちた作品がビデオでつくられたわけではないということ。フィルムの現像編集をていねいにかさねてつくられたが驚異…

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1990
-

見えないものを可視化する試み
前半の図形や記号を使った描写は可愛くて楽しい
音楽とか感覚、雰囲気や空気感を見えるもので表現するってこんな感じなのかなと


物体や人物の全体像がもはや見えないところま…

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