大学時代で見て以来である。原作も毒があるが、映画も負けず劣らず毒だらけ。現在に置き換えても問題がない内容だ。作品の舞台は、79年の東京。主人公の苛立ちは、青春につきものだ。誰もがどす黒い感情を持ちな…
>>続きを読む鬱屈として、この世の全てに対して腹が立って仕方がないような十九歳の世界
根っからの悪人は一人も出ていないように思う
みんな、どういう具合に生きていけばいいのかがわからないだけで、それは十九歳のぼくだ…
深い沼の底にいる様な貧しい時代に生きる十九歳の若者。時代に翻弄される若者は常に混沌の中に生き、将来の不安にもがき苦しむ。
中上健次が生きていて69歳の地図かなんか書いたらどんな内容になったか?この作…
ある意味スゴイなーこれw
なに観せられたんだろ?w
ニューシネマにしてもシュールじゃないか?w
結局何も起こらないモラトリアム映画?
ルサンチマン気取りにしても中途半端で、単に厨二病拗らせたか?って…
自身の進歩がゼロな状態からくる焦燥が世俗への攻撃性に変わっていくグロテスクで現実的な若者像の体現として、あの目つきの絶妙な気持ち悪さは完璧。そこへの噛ませとなる「苦しみながらも生きている人達」を可哀…
>>続きを読む