十九歳の地図に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『十九歳の地図』に投稿された感想・評価

『ジョーカー』のアーサーに憧れた人や『タクシードライバー』のトラヴィスに憧れた人にこれが本物のルサンチマンだと突きつける映画。
沖山秀子は毎回こんな役やるやん。

中上健次の短編を柳町光男が製作・脚色・監督した名作。sひゅつ園舎が凄い。マリア様の沖山秀子、店主に山谷初男、他にも原知佐子、白川和子。そして紺野役の蟹江敬三。圧倒される人選。柳町の2作目。本作から快…

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中上の原作から。
短編の断層とは、19歳の地図では、絶望の向きが違うが、どこに怒りをぶつければ良いのかわからない主人公の気持ちが感じる。何と葛藤してるのだろう。映画だとより湿度を感じられたので小説派…

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4.1

このレビューはネタバレを含みます

全員どこか癖のある登場人物ばかり
主人公も性格が悪いが、朝早くから新聞配達して頑張っている、、、
一番印象に残ったのは、最後マリアがゴミの中から綺麗な衣装を見つけて喜ぶシーン
すえ
4.3

記録

【傲慢】

童貞浪人生絶対殺すマンと化している本作。巷で持て囃される眩しい青春映画の裏に、本物の青春を描いた映画があるのだ。ムワッとした湿度が堪らない、何も持たないクセして高慢ちきな学生を見…

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このレビューはネタバレを含みます

結局最後電話越しに言ったきりでなんにもできないどうしよもない世界の片隅なのがすごくいい

かさぶただらけのマリアさまが階段から落ちるシーンとか紺野が中原中也の春日狂想の話をするところすき

みんなダ…

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「どういう具合に生きて行ったらいいのか、分らないなあ」

見せ方が素晴らしい
印象的なシーンも多い

浪人期にありがちな、何者でもない自由と、周りの人間よりもっとマシな何者かになりたい焦燥感との狭間で、青春をすり減らして生きていく様がエモい。あんな環境で受験勉強できる訳ないし、若さを持て余すばかりの…

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4.6

インモラルで無茶苦茶なヤバイ青春映画。

住み込みで新聞配達員をする予備校生の主人公と、蟹江敬三演じる情けないクズの三十男の人物描写がよくできてる。
映像からは、舞台となった70年代末・東京の下町の…

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WOWOWでやってだ火祭りのポスターがかっこよかったから録画しようとしたら失敗して代わりにこれ見た
そしたら、オールタイムベスト級の傑作だよやられたね
何でもオールタイムベスト オールタイムベストっ…

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