善を救い悪を滅ぼすという「鉄の王冠」をローマ教皇に届ける最中、兄を謀殺し王位を奪った弟が圧政を敷く領地を浄化していく。
「ロンバルディアの鉄の王冠」というキリスト様を磔刑にした釘を再利用して作られ…
ローマ教皇に届ける途中の神秘の力を持つ鉄の王冠にまつわるファンタジー的復讐譚。
イエスを磔にした釘を再利用した鉄の王冠という題材にも関わらず、宗教臭さは薄くお伽噺めいた冒険ファンタジーといったところ…
兄を殺し王座に就いたキンダオル国の新王が「鉄の王冠」を運ぶ一行に遭い、謎の老女から王冠にまつわる予言を知らされる。
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。
印象的なシーン
・ビザンツ帝国→ローマ教皇…
面白い。戦時下イタリアにおいてプロパガンダでもない映画でこれだけのファンタジー大作が制作されていたとは。チネチッタ恐るべし。
ストーリーはマクベスやら神話やらをターザンと一緒に闇鍋に入れてかき混…
冒頭から無茶苦茶金掛けてそうな移動撮影でゾクゾクしてたらトーナメント戦の方がスケールデカくて大興奮。「吊るされた者」に対する執拗で苛烈な描写は直下にいるライオンを否応なく意識させる。しかしジャンプで…
>>続きを読むイタリア版DVDにて鑑賞。1941年のヴェネツィア映画祭金獅子賞作品というのだけど、なるほど納得。冒頭の戦闘シーンから圧倒的な迫力。おそらく撮影はチネチッタ撮影所。多くのエキストラを動かし、それをカ…
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