親子2世代の恋愛事情をコメディタッチで描く市川崑監督1955年作品。連れ合いを亡くした独身同士の親世代と、あっけらかんとした子世代の価値観の違いが浮き彫りになってて、そこに百合要素が絡んでくる。タイ…
>>続きを読む配役が見事な異色恋愛もの。中性的な北原三枝やレズっ娘の芦川いづみ。何故か少しおネエの三橋達也に気難しそうだけど穏やかな山村聰。そしてジャイアントパンダみたいな轟夕起子が何とも愛らしい。古い邦画に触れ…
>>続きを読む間違いが一つもないキャスティング。なんなの轟夕起子。三橋クッキングで並んで朝食の轟さん。山根寿子のフルーツ盛り合わせをちゃっかり横流しする轟さん。傘に続いて大きな帽子をちゃっかり拝借する轟さん。墓参…
>>続きを読む親友のような関係のパチンコ店を経営する合理主義者の男と男勝りなバレリーナの娘、それぞれ配偶者を失くしている男の無邪気な母親と真面目な娘の父親、2組のカップルを中心に恋愛や結婚についてコメディ・タッチ…
>>続きを読む#63 芦川いづみ大会
阿部豊の新東宝版は観ているのだが、この市川崑=日活版は、初めてだと思う。
観たのがずいぶん前なので、あまり自信をもっていえないのだが、やはり、新東宝の上原謙&高峰三枝子のほう…
北原三枝のウエストがヘップバーン並みに細く、芦川いづみとのレズっぽい関係と男っぽい颯爽感が印象的。三橋達也の炊事もあっけらかんとこなし、全て計算高い二枚目振りも板についている。土壇場で、自由の紳士山…
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