このレビューはネタバレを含みます
冒頭のホテル、メインのお屋敷、どれも雰囲気が最高。
ただただ豊かで、社会情勢も何も関係ないような世界。
レベッカが本当にもういない人なのかも信じきれないまま不安な気持ちで鑑賞、やっと夫の告白で違和…
まあまず脚本がすごい。後期の作品に比べるとベーシックな演出ではあるものの、サスペンスの王として緊張感をどんどん増していく様は特に上手い。
作る映画に対してフェチズムである旨の批判を近年は多く受ける…
ヒッチコックが撮った傑作ノワール。ある種のファム・ファタールものか。レベッカを愛してやまないゆえ正気でなくなっている家政婦のダンヴァース夫人は、鳥肌が立つほど怖ろしく、ジュディス・アンダーソンが出て…
>>続きを読むこの時のジョーン・フォンティンとローレンス・オリヴィエ(のルックスが先ず)大好き。特にジョーン・フォンティンの最初の、不器量な若い女性、という設定の姿が本当に好き。ジョーン・フォンティンという人は顔…
>>続きを読むダンバース夫人とか、小屋に住み続けるおじさんとかの顔の造形の見事なこと。その顔と、表情だけで、すでにキャラクターとして完成されている。
この映画の主人公は正直、ダンバース夫人と言わざるを得ないほど、…
ヒッチコック2つ目
レベッカは一切登場しないのに、どんどん存在がデカくなっていくのが凄かった。
レベッカの狙いみたいなものが何となくわかってきた気になった所でひっくり返されたから、最後まで真意が…
何回も映画のジャンルが変わって構成が凄かった
主人公に名前が無かったり色々と変なところあったけど面白かったわ
タイトルのレベッカが作中に一度も出てこないっていうのが逆に彼女の存在感を大きくしてて良か…
想像力を掻き立てられすぎて操られている感覚に陥るし、渡米して一本目から異質すぎる。
名前しか登場しないレベッカの影が次第に濃くなり、徐々に追い詰められていく展開はシンプルにどのホラー映画よりも怖い…
原作小説の大ファン。好きだからこその脳内イメージが邪魔して、鑑賞のハードルが上がってしまっていたが、観て良かった。
ストーリーは原作通り。テンポよく進み、先の展開を知っていてもハラハラさせられる。
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