井上靖の自伝的小説を黒澤明が脚色、堀川弘通が第1回監督作品とした。主人公の鮎太は12歳、15歳、18歳と、3人の俳優が演じた。木村功が「あすなろう」と教える場面が印象に残る。そして美しい岡田茉莉子。…
>>続きを読む「あすなろ物語」は1955年の108分の白黒映画で、作家井上靖の自伝的作品の映画化。その他の井上靖の自伝的映画「しろばんば」と「わが母の記」があるが、本作の第一部は、「しろばんば(1962年の白黒映…
>>続きを読む 強いお姉さんに次々と惚れて、失恋して、人生の甘い苦いを経験していく鮎坊が、子供の頃に聞いた(たとえあすなろでも)檜になろうという憧れた大学生の言葉だけはいつまでも大事にし続けてたところが大好き。
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堀川弘通監督デビュー作、井上靖原作の長篇小説の映画化で、脚本家は黒澤明。
原作の小説が井上靖の生い立ちを基にした6部構成で、本作は小学校6年、その3年後、そのまた3年後の3つの物語で、3人の女性と…
主人公がどの年代でも若き日の黒澤明と面影が似てる感じがする…エキセントリックな女性好み(?)なのも黒澤印。お寺のエピソードのお嬢さんが素敵だった。晩年の『夢』と似た匂いもあり、黒澤の原風景を垣間見れ…
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