雲がちぎれる時に投稿された感想・評価 - 3ページ目

高知県土佐清水市での祭りの夜、回想シーンの揺らぐ画面で傑作の予感。気怠いスパニッシュギターに彩られない画面。トンネル開通間近の難所である峠を往来する歩合性のトラック運送はまさに『恐怖の報酬』『地獄特…

かなりの傑作。波乱万丈の人生を送り転落して行った有馬稲子と、幼なじみの有馬稲子が忘れられない佐田啓二。この2人がとにかく最高。久々に再会し、未練タラタラで仕事もテキトーにこなしちゃう佐田啓二に伊藤雄…

• #2020_kankan_boy

☑️『雲がちぎれる時』及び『同窓会~アンナの場合~』▶️▶️
「パーソナルを突き詰める事が最もクリエイティブへと」といった座右の銘を、カンヌ･米3大批評家賞の２つ･米英二大映画マガジンの１位or…

佐田啓二、有馬稲子ふたりのモノローグから過去へ。有馬稲子の佇まいと声は他に類をみないよと断言したくなるほど完璧で、ホザボサの髪やハイヒール、土砂降りで濡れて入った温泉マークで座るさま、煙草を吸う時の…

親父役の顔が小津安次郎
横顔と青のヴァリエーションが見物。
最後はアンリジョルジュクルーゾー···しかしこうなることは予想がついてました。
自動車前方を映すカメラにめちゃくちゃ酔う4D。この日シネマ…

峠を走行する様子は安全運転の時点でかなり恐ろしい…。
有馬さん色っぽ過ぎるし倍賞さんでは代わりが務まるまいというかそのまま結婚しててもまだ有馬さんに未練があるんじゃないのと疑心暗鬼になりそうだな。
…

不幸を引き寄せる有馬稲子の覇気のない佇まいが辛い。初恋の稲子にとりつかれた佐田啓二もただただ痛々しい。高所恐怖症にはたまらない、峠の断崖を走るバスのシーンがバッドエンドの不安をガンガンに煽っていく。…